三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・選択科目
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 2年次
教職大学院P2生(6期生)
選択・必修 選択
授業科目名 学校改善の理論と実践
がっこうかいぜんのりろんとじっせん
Theories and Practices on School Improvement
単位数 2 単位
ナンバリングコード
ED-EDUC-5
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 織田泰幸,市川則文,松本裕子、橋本幸郎、西村哲二、山本潔、大原喜教

ODA, Yasuyuki; ICHIKAWA, Norifumi; MATSUMOTO, Hiroko; HASHIMOTO, Yukio; YAMAMOTO, Kiyoshi,

実務経験のある教員 市川則文、松本裕子、橋本幸郎、西村哲二、山本潔、大原喜教は、公立の小中学校における管理職経験を有するため、これらの経験をもとに学校改善の具体的な事例について紹介する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 学校改革は,学校をより良いものへと変えていくこと,すなわち学校改善のプロセスであり,スクールリーダーにとって学校改善の理論と技法を理解・修得することは極めて重要である。この授業では,「学習する組織」論を中心とした組織開発の理論と技法に学びながら,学校改善を推進するプロセスについて,わが国と諸外国の具体的な学校の事例をもとに比較・検討する。具体的には,学校改善の研究成果や理論的な基礎について紹介し,教育改革を踏まえた制度的な議論について概観・検討し,実際の学校改善のプロセスについて具体的な学校の事例をもとに検討する。
学修の目的 学校改善に関する理論的な知識を習得するとともに、学校改善の具体的なプロセスについての認識・理解を深め、これまでの自分の学校改善に関する前提を問い直す。
学修の到達目標 現職教員学生:学校改善と関連する研究や学校改善の事例の考察を通じて,学校改善を中心的に推進するスクールリーダーとして求められる知識とスキルを身につけることができる。
学部新卒学生:学校改善の意義と課題について認識・理解するとともに,将来新任教員として学校改善に参画・貢献するための積極的な意欲や態度を身につけることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 学校づくりに対する認識・理解の深まり(30%)
授業への積極的な参加(30%) 成果物・最終レポート(40%)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ・授業内容と関連するビデオやDVDを使用する
・授業内容と関連する補足資料(書籍や新聞記事のコピーなど)を配布する
・受講生からの授業の感想・質問を,毎回の授業に活用する
教科書
参考書 篠原清昭編著『学校改善マネジメント-課題解決への実践的アプローチ』ミネルヴァ書房、2012年。
P.センゲ著『学習する学校-子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する』英治出版,2014年。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 「スクールマネジメントの理論と実践」「学校づくりの理論と実践」
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 学校改善,リーダーシップ
Key Word(s) School Improvement, Schools that Learn, Leadership
学修内容 第1回:ガイダンス(「学校改善」とは何か)
第2回:学校効果研究と学校改善研究~諸外国の事例の検討を通じて~
第3回:学校組織開発の理論と技法~事例校の分析と検討を通じて~
第4回:「学びの共同体」としての学校論~事例校の分析と検討を通じて~
第5回:学校改善の事例校の分析と検討~「総合的な学習の時間」を通じて~
第6回:学校改善への行政的支援に関する事例検討(指導主事としての役割と機能)
第7回:学校改善における管理職のリーダーシップの事例検討①(教頭としての役割と機能)
第8回:学校改善における管理職のリーダーシップの事例検討②(校長としての役割と機能)
第9回:学校改善の事例検討(教育指導を通じた学校改善)
第10回:学校改善の事例検討(信頼される学校づくり)
第11回:学校改善の事例検討(幼稚園:子どもの遊びを援助する)
第12回:学校改善の事例検討(小学校:子どもの主体性を育む)
第13回:学校改善の事例検討(中学校:協同的な学びを探究する)
第14回:学校改善の事例検討(高等学校:キャリア教育を通じた学校改善)
第15回:学校改善の事例検討(特別支援学級:社会参加と自立を目指す)
定期試験 (レポートの提出・授業のまとめ)
事前・事後学修の内容 ①毎回の授業の予習をしてから授業に臨むこと。②毎回の授業の復習を行うこと。③これまでの自分の教育実践と結びつけながら授業の内容を考えること,④課題としてレポートを要求するので、日頃から限られた時間内で一定程度の文章を書く習慣をつけておくこと。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University