三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 教育学部・幼児教育に関する専門科目(A類)
科目名 子どもの保健Ⅱ
こどものほけんⅡ
Child Health 2
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 2年次
74 期生
幼児教育コース
卒業要件の種別 必修
保育士資格取得のための必修科目
授業科目名 子どもの保健Ⅱ
こどものほけんに
Children's Health Care Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-pres-PHED2051-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 看護学科棟3階 第3講義室

担当教員 〇村端真由美(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻)
松岡真里(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻)
新任助教(三重大学大学院医学系研究科看護学専攻)
堀浩樹(三重大学大学院医学系研究科)
豊田秀実(三重大学大学院医学系研究科)
三谷義英(三重大学大学院医学系研究科)
米川貴博(三重大学医学部附属病院)
小池勇樹(三重大学医学部附属病院)
鈴木志保子(三重大学医学部附属病院)
西村規予子(三重大学医学部附属病院)
青木美音(三重大学医学部附属病院)
藤澤隆夫(国立病院機構三重病院)

MURABATA, Mayumi
MATSUOKA, Mari
HORI, Hiroki
TOYODA, Hidemi
MITANI, Yoshihide
YONEKAWA, Takahiro
KOIKE, Yuhki
SUZUKI, Shihoko
NISHIMURA, Kiyoko
AOKI, Mio
FUJISAWA, Takao

実務経験のある教員 村端真由美:看護師として小児看護の実務経験があり、子どもの保健Ⅱで教授する内容の知識・技術をもっている。
松岡真里:看護師として小児看護の実務経験があり、子どもの保健Ⅱで教授する内容の知識・技術をもっている。
新任助教:看護師として小児看護の実務経験があり、子どもの保健Ⅱで教授する内容の知識・技術をもっている。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 小児期に特有の健康問題や小児期によくある健康問題を理解し、病気や入院がこどもと家族に及ぼす影響を考え、地域社会背景をふまえた小児看護を実践する方法を学ぶ。
学修の目的 1.こどもの健康障害に関わる医療の動向と看護の役割について理解するとともに、健康問題・障害・入院が、こどもと親・家族に及ぼす影響・反応について理解できる。
2.入院中のこどもの発達段階や病状に応じた、日常生活援助方法および親・家族へのケアについて理解する。
3.入院中のこどもが安全で安楽な療養生活を送るためのケアや事故防止対策について考え、健康問題や障害をもつこどもへのチーム医療の実際について理解し、小児看護に求められる役割を修得する。
学修の到達目標 1.小児期に特有の健康問題や小児期によくある健康問題を理解し、説明することができる。
2.健康問題・障害・入院がこどもと家族に及ぼす影響について、具体的に説明することができる。
3.健康問題や障害をもつこどもと家族への看護について理解し、具体的に説明することができる。
4.医療的ケアが必要なこどもと家族の在宅移行時の支援やトータルケアについて理解し、医療・保健・福祉・教育の役割について具体的に説明することができる。
5.体調不良の小児や疾病をもつこどもへの保育士としてかかわり方を理解し、説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験75%、レポート25%、合計100% (合計60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

反転授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回の授業ごとに、授業の感想・疑問等を教員にフィードバックし、その内容を元に改善点を検討する。全授業終了時、授業評価アンケートを行い、学生の意見を反映し、修正・改善点を検討する。
教科書 奈良間美保:専門分野 小児看護学概論 小児臨床看護総論 小児看護学1 医学書院 2023年発行版
参考書
オフィスアワー 特に定めませんので、事前にアポイントをとって、お越しください。
受講要件
予め履修が望ましい科目 子どもの保健Ⅰ
発展科目
その他 授業についての質問・感想・評価を求めるので、積極的な参加を期待している。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16285
キーワード 症状,小児慢性疾患,先天障害,ハイリスク新生児
Key Word(s) Symptoms, Pediatric chronic disease, Congenital disorder, High-risk newborn
学修内容 1.症状のあるこどもの看護①
2.症状のあるこどもの看護②
3.小児慢性疾患をもつこどもと家族の看護 腎疾患なども含めて
4.小児慢性疾患の特徴と治療:小児糖尿病
5.早産・低出生体重児のこどもと家族の看護
6.こどもと家族の在宅ケアへの支援
7.手術を受けるこどもと家族の看護
8.こどもの神経・筋疾患
9.小児外科疾患特徴と最新治療と看護
10.こどもの循環器疾患
11.医療的ケアを必要とするこどもと家族の看護 重症心身障害のあるこどもを中心に
12.小児がんをもつこどものトータルケア
13.小児保健医療の国際協力
14.小児がんのこどもと家族の看護
15.終末期にあるこどもと家族の看護
16.まとめ:試験
事前・事後学修の内容 教室外の学習内容・手段
授業予定を参考に、授業資料と相応する教科書箇所を熟読し、その他関連する資料等を自身で調べ、授業に臨んでください。

学習課題
1・2.小児期特有の症状、症状のあるこどもと家族へのケア
3.小児慢性疾患の特徴、小児慢性特定疾患、慢性疾患をもつこどもと家族へのケア、ネフローゼ症候群
4.小児糖尿病の特徴、糖尿病のこどもと家族へのケア
5.早産児、低出生体重児、新生児集中治療室(NICU)、早産・低出生体重児のこどもと家族へのケア
6.医療ソーシャルワーカー、こどもと家族の在宅ケアへの支援
7.手術を受けるこどもと家族へのケア
8.こどもの神経・筋疾患
9.小児外科疾患の種類、特徴と治療、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)をもつこどもと家族へのケア
10.先天性心疾患、こどもの循環器疾患
11.重症心身障害児、医療的ケア、医療的ケアを必要とするこどもと家族へのケア
12.小児がん
13.国際協力機構(JICA)、国際小児保健の実際
14.小児がんのこどもと家族へのケア
15.緩和ケア、終末期にあるこどもと家族へのケア
事前学修の時間:45分/回    事後学修の時間:45分/回

Copyright (c) Mie University