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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アジア・オセアニアの歴史B
あじあ・おせあにあのれきしB
History of Asia and Oceania B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2120-017
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 酒井 恵子(人文学部)

SAKAI, Keiko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 元代から増加し始めた操を守った女性を称賛する伝は、明代になると激増する。その原因を、当時の状況を概観したのち、科挙と善行者表彰制度の共通点に注目して考察する。
学修の目的 史料や通説を当時の状況や執筆目的を理解したうえで批判的にみる能力を身につける。
学修の到達目標 時代の特徴を理解したうえで、明代に節婦烈女伝が激増した原因を説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ミニレポート2回30%、レポート50%、リアクションペーパー20%、計100%。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回授業に対する感想・要望などを聞く。
教科書 教科書は使用せず、毎回プリントを配布する。
参考書 冨谷至・森田憲司編『概説中国史 下 近世-近現代』(昭和堂、2016)
その他は授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー 木曜日11:45~12:45、酒井研究室(教養教育4号館5階)
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16216
キーワード 明代、知識人、女性
Key Word(s) Ming Period, Literati, Woman
学修内容 第1回 元と明
第2回 明代の国家と社会(1)明初政治史
第3回 明代の国家と社会(2)地方行政
第4回 明代の国家と社会(3)国際関係
第5回 明代の国家と社会(4)明末の社会変動
第6回 科挙と学校(1)元代の官僚任用制度
第7回 科挙と学校(2)国子監・儒学
第8回 科挙と学校(3)科挙制度概観
第9回 科挙と学校(4)科挙実施状況と徭役免除
第10回 知識人の女性観と女性のあり方
第11回 善行者表彰(1)旌表制度の変遷
第12回 善行者表彰(2)旌表をめぐる議論
第13回 善行者表彰(3)穀物寄付と特権
第14回 善行者表彰(4)牌坊の効用
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前学修:次回の授業で使用するレジュメをもとに、わからない単語を調べる等、予習する。
事後学修:授業内容を復習し、扱ったテーマについて自分でも調べ、理解を深める。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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