三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 医学部医学科 ・社会と医学
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 公衆衛生学
こうしゅうえいせいがく
Public Health Medicine
単位数 「社会と医学」として3 単位
ナンバリングコード
medc-medc-PUHE-2202-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 講義、実習とも基礎第1講義室で行います。PCを必ず持参してください。
但し、4月25日(火)1・2限と4月26日(水)1・2限はZoomでのオンライン講義になります。

担当教員 笽島茂(非常勤講師)、森田明美(非常勤講師)、村田真理子(医学系研究科)、伊藤由希子(非常勤講師)、金子隆一(非常勤講師)、田島和雄(非常勤講師)、坂本峰至(非常勤講師)、飛田英祐(非常勤講師)、秋葉澄伯(非常勤講師)、圓藤吟史(非常勤講師)、谷口清州(非常勤講師)、山田知美(非常勤講師)、川村孝(非常勤講師)

SDGsの目標
連絡事項 4月25日、4月26日は講師の先生はオンラインですが、通常どおり基礎第1講義室で行います。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 疫学Epidemiologyは、疾病の予防や診療に役立つ要因(例:禁煙、検診、抗がん剤)を、人間集団において探索、分析、そして検証するための科学である。

そのような研究によって明らかにされたことを、他の諸科学(例:予防医学、臨床医学、経済学)と連携して健康な社会の実現を総合的な視点から考究・実践するのが公衆衛生学Public Healthである。

疫学・公衆衛生学の基礎には、確率・統計論が含まれるが、さらに重要なのは人間社会への深い洞察と理解である。

本講座の教育は、他の社会医学講座と協力しながら、学生の皆さんが社会と医学・医療の関係を理解することを目標とする。
学修の目的 ・公衆衛生の歴史とその発展を学び、学生が医療従事者として不可欠な社会と健康の関係を理解する
・疫学の基礎を学び、学生が疾病の分布やその原因について考察する素養を養う
・保健統計および統計学の基礎を学び、学生が人間集団の健康問題を解決するために必要な分析方法を身につける
・公害や感染症などこれまでに社会の脅威となった公衆衛生上のエピソードを学び、学生がその予防や対策を考察する
・経済学や社会学など公衆衛生と諸科学の関係を学び、学生が幅広い視野を持って健康問題に取り組む価値を認識する
学修の到達目標 ・公衆衛生の定義を説明し、現代社会における公衆衛生上の課題を説明できる
・基本的な疫学の考え方を習得し、健康問題解決のため医学研究のデザインを立案できる
・人口静態・動態について理解を深め、平均寿命など基礎的な統計について説明できるようになる
・公害や放射線影響などについて学び、環境と健康の関係を説明することができる
・臨床医学を含め経済学や社会学など諸科学を公衆衛生と「治療」に応用できる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
○「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
○「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
 「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
 「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
 「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
 「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
 「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
○「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
○「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席、レポート提出、試験などを総合して評価する。
授業の方法 講義 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書
参考書
オフィスアワー 面談を希望する場合は、あらかじめメールないし電話等で公衆衛生・産業医学分野秘書を通し、日時を予約下さい。
場所: 先端医科学研究棟5階 公衆衛生・産業医学分野
Email: publichealth@doc.medic.mie-u.ac.jp
Tel: 059-232-1111(内線6372)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 4月12日(水)14:40-16:10
疫学・公衆衛生学1(田島和雄)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 4月12日(水)16:20-17:50
疫学・統計実習1(飛田英祐)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 読書課題:丹後俊郎「医学への統計学(第3版)」朝倉書店、2013
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 4月13日(木)10:30~12:00
産業医学1(圓藤吟史)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 読書課題:ベルナルディーノ・ラマツィーニ「働く人の病」、産業医学振興財団、2015
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 4月19日(水)16:20~17:50
疫学・統計実習2(飛田英祐)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 4月20日(木)10:30-12:00
産業医学2(川村孝)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 4月25日(火)8:50~10:20
医療経済学(伊藤由希子)
授業時間内の学修内容 オンライン(Zoom)
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 読書課題:橋本英樹、泉田信之、「医療経済学講義 補訂版」、東大出版会、2016
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 4月26日(水)8:50~10:20
人口動向と公衆衛生(金子隆一)
授業時間内の学修内容 オンライン(Zoom)
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 読書課題:厚生労働統計協会「国民衛生の動向」厚生労働統計協会、2020
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 4月27日(木)10:30-12:00
疫学・公衆衛生学2(笽島茂)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 読書課題:マイケルマーモット「健康格差」、日本評論社、2017
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 5月10日(水)16:20~17:50
疫学・統計実習3(山田知美)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 5月11日(木)8:50~10:20
疫学・公衆衛生学3(秋葉澄伯)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 5月11日(木)10:30-12:00
ワクチン接種と感染症疫学(谷口)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 5月12日(金)8:50~10:20
分子疫学(村田真理子)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 5月17日(水)16:20~17:50
疫学・統計実習4(山田知美)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 5月19日(金)8:50~10:20
公害の疫学(坂本峰至)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 5月24日(水)16:20-17:50
コホート研究とがんの疫学(田島和雄)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第16回 概要 5月25日(木)10:30-12:00
疫学・公衆衛生学4(笽島)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 読書課題:中村好一「基礎から学ぶ楽しい疫学(第4版)」、医学書院、2020
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第17回 概要 5月30日(火)8:50-10:20
放射線影響の疫学と公衆衛生(秋葉澄伯)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第18回 概要 5月31日(水)16:20~17:50
疫学・統計実習5(飛田英祐)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第19回 概要 6月2日(金)8:50~10:20
我が国の保健施策(森田明美)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第20回 概要 6月2日(金)10:30-12:00
公衆衛生における栄養政策(森田明美)
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間 120分
事後学修の内容
事後学修の時間 120分
自由記述欄

Copyright (c) Mie University