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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 工業化学概論
こうぎょうかがくがいろん
Industrial Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-OTCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6, 7, 8時限
(講義日指定)
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 横森 万(非常勤講師)、池田 和人(非常勤講師)

実務経験のある教員 横森 万、池田 和人

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 [第1回~第8回]
化学企業は多くの機能性化学製品を製造している。機能性化学製品はトレードオフの関係にある多くの機能特性を満たして成立している。企業研究者に求められるものは統合の科学・化学体系の構築である。その代表として電材分野・磁気テープ例にとり、電気電子産業に貢献する化学企業の研究開発の取り組みを理解する。(横森)

[第9回~第16回]
大学で学ぶ工業化学が企業でどのように活かされるのか、これについて講義します。新製品を開発し、その製品を作るための化学プラントの建設を決意し、そして設計と建設工事を経て、実際にプラントを動かす。これらの仕事の一部を全うするだけでも数十年の経験が必要になります。ここでは皆さんにその前座をお話します。(池田)
学修の目的
学修の到達目標 [第1回~第8回]
機能性化学製品の開発に必要な企業研究者の取り組み・構造物性相関の掘り下げ姿勢を理解する。(横森)
[第9回~第16回]
大学で学ぶ工業化学が企業でどのように活かされるのか、これについての概念を身に着ける。(池田)
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 [第1回~第8回] 出席、アンケート、レポート を総合的に評価する。(横森)
[第9回~第16回] 出席状況と試験(池田)
[総合評価] 両担当教員の成績に基づいて評価
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 [第1回~第8回] 講義の都度アンケートを取り、講義に反映させる。(横森)
教科書
参考書
オフィスアワー
受講要件 [第1回~第8回]
必須事項:インターネット検索可能な検索機器の持参 例:携帯電話、PC
磁気テープ関連情報をインターネット検索し概要を理解しておくことが望ましい。(横森)
[第9回~第16回]
事前に化学コンビナートの写真や動画を見ておいて下さい。(池田)
予め履修が望ましい科目 [第1回~第8回] 高分子科学・化学, 界面化学(横森)
[第9回~第16回] 化学工学(池田)
発展科目 [第1回~第8回] 高分子科学・化学、界面化学(横森)
[第9回~第16回] 化学工学、流体工学、熱工学、プロジェクト管理、安全工学、リスクマネジメント、環境学、経営工学(池田)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード [第1回~第8回]
磁気テープ バインダー 酸化鉄粒子、分散性 耐久性 磁気記録 記録密度(横森)
[第9回~第16回]
化学プラント、投資採算性、フィージビリティスタディ、基本設計、詳細設計、リスク管理と危機管理、品質向上、生産性向上、安全性、環境保全、技術者倫理(池田)
Key Word(s) magnetic recording tape、binder、Iron oxide particles、dispersibility、
durability、recording density (Yokomori)
Chemical plant, investment profitability, feasibility study, basic design, detail design, risk management and crisis management, quality improvement, productivity improvement, safety, environment, engineer ethics (Ikeda)
学修内容 [第1回~第8回] 横森
  第1・2回 界面化学 磁気テープの構造 課題 グループ討議
  第3・4回 磁気テープ構成成分の理解 性能改良 グループ討議
  第5・6回 性能改良への取り組み
        企業の現場における課題解決事例  グループ討議
  第7・8回 化学プロセスと製品展開
        企業の現場における課題解決事例

[第9回~第16回] 池田
 大学で学ぶ工業化学の知識が企業でどのように活かされるのか、これについて講義します。
 特に学生が苦手に陥りやすい化学工学が企業活動にとって非常に重要であることをお伝えします。
事前・事後学修の内容 [第9回~第16回]
事前にインタネットで化学コンビナートの写真や動画を見ておいてください。
壮大なスケールの化学プラントのイメージを事前に持っていただくためです。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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