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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 応用行動学演習
おうようこうどうがくえんしゅう
Seminar on Fisheries Ethology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5372-011
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 517号室(履修人数によっては変更の可能性あり)

担当教員 森川 由隆(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

MORIKAWA, Yoshitaka

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 水圏に生息する動物のさまざまな行動観察手法や行動解析手法について学ぶとともに、水産動物の行動生態と生息環境、さらには水産動物の漁獲方法とそれら漁具に対する反応行動などに関して理解を深める。
学修の目的 水中における動物(主に水産重要種)の行動観察手法とデータ解析・評価方法の関する技術を習得する。
学修の到達目標 (知識)この講義を受講した学⽣は、水産動物の漁獲方法や漁具に対する反応行動に関する知識を得ることができるようになる。
(態度)この講義を受講した学生は、水産動物の効率的な生産に資する深い理解を示すことができるようになる。
(技能)この講義を受講した学生は、水生動物の行動観察方法やデータ解析・評価方法に関する技術を習得することができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 出席(50%)と課題提出(50%)により評価するが、課題提出については口頭試問または実技試験に変更することがある。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし(資料は適宜配布)
参考書
オフィスアワー 講義や出張など不在でなければ随時受ける
生物資源学部棟 5F 部屋番号520
受講要件 漁業生産学と応用行動学特論を受講していること、また水産動物の行動について興味をもっていることが望ましい。
ノート型PCを所有し、統計解析ソフトウェア「R」および「Rstudio」が使えること。
予め履修が望ましい科目 漁業生産学、海洋生物資源調査実習、応用行動学特論
発展科目 応用行動学特論、漁労システム学
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 魚類、行動、水温、塩分、濁り、光、物理環境要因
Key Word(s) ethological observation, ethological analysis
学修内容 第1回:水生動物の行動解析1(目視観察法と映像解析法)
第2回:水生動物の行動解析2(動体検知法の仕組みと活動性の抽出)
第3回:水生動物の行動解析3(光電スイッチ法と活動パターン)
第4回:水生動物の行動解析4(重量変化法と活動パターン)
第5回:水生動物の行動解析5(活動周期とペリオドグラム)
第6回:統計検定1(2群間のノンパラメトリック検定)
第7回:統計検定2(2群間のパラメトリック検定)
第8回:統計検定3(ノンパラメトリック多重比較検定)
第9回:統計検定4(パラメトリック多重比較検定)
第10回:統計分析5(周波数分析1)
第11回:統計分析6(周波数分析2)
第12回:第1~11回の学修内容の振り返り
第13回:行動解析プログラミング1(プログラミング基礎:変数と演算)
第14回:行動解析プログラミング2(データ読み込みとファイル操作)
第15回:行動解析プログラミング3(データ格納と数列)
第16回:行動解析プログラミング4(条件判断と演算)
第17回:行動解析プログラミング5(構造化プログラミング1)
第18回:行動解析プログラミング6(構造化プログラミング2)
第19回:行動解析プログラムミング実践1(動体検知法-実データを用いた解析)
第20回:行動解析プログラムミング実践2(動体検知法-実データを用いた解析続き)
第21回:行動解析プログラムミング実践3(光電スイッチ法-実データを用いた解析)
第22回:行動解析プログラムミング実践4(光電スイッチ法-実データを用いた解析続き)
第23回:行動解析プログラムミング実践5(重量変化法-実データを用いた解析)
第24回:行動解析プログラムミング実践6(重量変化法-実データを用いた解析続き)
第25回:第13~24回の学習内容の振り返り
第26回:文献講読1
第27回:文献講読2
第28回:文献講読3
第29回:文献講読4
第30回:第1~29回の総括

第26回以降の文献講読と総括は、①水産動物の行動生態と生息環境、②水中における動物の行動観察方法とデータ解析・評価方法、③水中の物理環境要因についての計測原理や観測方法、④水産動物の漁獲方法とそれら漁具に対する反応行動 以上内容に関する最新の英文文献を輪読すると共に、集団討議によってさらに理解を深める。また自分の研究テーマに関する情報を的確に検索・収集する技術や、研究内容を他者へ正確に理解させるためのプレゼンテーション能力を身につけるとともに、実験データを整理し、さまざまな観点から解析する能力を養う。
事前・事後学修の内容 準備学習(予習・復習)等の内容と分量

第1回~12回
予習:Moodleコ-ス等から配布する講義資料の閲覧による履修内容の確認 (2時間)
復習:講義ノ-トと講義資料の再閲覧による履修内容の理解向上 (2時間)

第13回~25回
予習:配布講義資料の閲覧および自発的情報収集による履修内容の確認 (1時間)
復習:講義ノ-トと講義資料の再閲覧と課題作成による学習内容の理解向上 (3時間)

第26回以降
予習:輪読用配布英文文献を読み、専門用語や研究概要についてあらかじめ理解しておく(3時間)。
復習:講義内容を復習し内容理解に努める(1時間)。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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