シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2023 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
|
選択・必修 | 選択必修 |
|
授業科目名 | 生物海洋解析学特論 | |
せいぶつかいようかいせきがくとくろん | ||
Advanced Biological Oceanography | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-5371-001
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
|
開講時間 |
|
|
授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | 生物資源学部校舎6階,644号室 | |
担当教員 | 石川 輝(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
ISHIKAWA, Akira | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 海洋のプランクトンとそれを出発点とする海洋生態系ならびに物質循環に関する事項について,最新の知見を文献を利用しながらゼミ形式の中で概説する。 (育てたい資質や能力)この講義を通じて、海洋における生態系が極めてバランス良く成り立っているということを理解する能力を育てるとともに、環境保全にも貢献できる資質も身につけることを目指します。 (DP、CPとの関連)この講義は、三重大学の目標である4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」「生きる力」を身に付けるため、生物資源学研究科のDPである(1)幅広い教養、(2)専門的な知識の修得を目指します。 |
---|---|
学修の目的 | 植物・動物プランクトンの生理と生態,さらに海洋生態系の仕組みと生物生産・物質循環について,関連文献と対応させながら理解を深め,考察・議論することができるようになる。また,本講義はゼミ形式で行うので質疑応答を通してコミュニケーション力を習得することを目的とする。 |
学修の到達目標 | 生物海洋解析学を通じて、海洋の生物生産性や生物を介した物質循環を,植物・動物プランクトンの生理生態ならびに海洋環境と関連づけて総合的に理解し説明する能力を身につけることができます。 そのために、以下の学習目標を設定します。 (知識) 海洋に特徴的な環境とプランクトンの動態についての基礎的ならびに発展的知識を習得し、具体的事例を挙げてそれぞれを関連付けて説明できるようになります。 (態度) 生物海洋解析学に関する課題を取りまとめ、それを発表し議論を行うとともに、適切な質疑応答を行うことで内容の理解を深めることができます。 (技能) 事前事後の課題を通じて、生物海洋の研究の現場で提起される様々なテーマについて自ら調べ、論理的な思考力を養うことができます。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 講義への取り組み(50%),発表内容(50%)。 (知識) 生物海洋解析学の各テーマに関する知識の習得状況を発表内容を通じて評価します。 (態度) 各テーマの発表に対して自らの意見を的確に述べ、また適切な質疑応答ができるかどうかを評価します。 (技能) 事前事後学習で課された課題に対する内容と論理展開によって評価します。 以上の評価基準をもとに60%以上で単位が取得できます。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 学生参加型の授業とする。 |
教科書 | Gross, M.G. (1987) Oceanography, A View of the Earth. Prentice-Hall, Englewood Cliffs, New Jersey, 406 pp. |
参考書 | Lalli, C. & T.R. Parsons (1993) Biological Oceanography: An Introduction. Pergamon Press, Oxford, 301 pp. |
オフィスアワー | 随時。637室。 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし。 |
発展科目 | 生物海洋解析学演習 |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 海洋環境, 植物プランクトン, 動物プランクトン, 海洋生態系, 光合成, 一次生産, 食物連鎖, 食物網, 物質循環 |
---|---|
Key Word(s) | marine environment, phytoplankton, zooplankton, marine ecosystem, photosynthesis, primary production, food chain, food web, geochemical cycle, |
学修内容 | 第1回 概要:物理学的海洋環境1 授業時間内の学修内容:海洋に特徴的な物理的環境のうち、水温と塩分について学習します。 キーワード:水温(Temperatur)、塩分(Salinity) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第2回 概要: 物理学的海洋環境2 授業時間内の学修内容:海洋に特徴的な物理的環境のうち、密度と海流について学習します。 キーワード:密度(Density)、海流(Water current) 事前学習の内容:Moodleコースから配付するテキストを熟読し関連項目について調べておき、わかったこと取りまとめてMoodleコースに提出すること。 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第3回 概要: 物理学的海洋環境3 授業時間内の学修内容:海洋に特徴的な物理的環境のうち、光について学習します。 キーワード:光(Light) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第4回 概要: 化学的海洋環境(栄養塩) 授業時間内の学修内容:海洋に特徴的な化学的環境のうち、栄養塩について学習します。 キーワード:栄養塩(Nutrients) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第5回 概要: 植物プランクトンの種多様性 授業時間内の学修内容:海洋における植物プランクトンの種多様性について学習します。 キーワード:植物プランクトン(Phytoplankton)、種多様性(Species Diversity) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第6回 概要:有害・有毒プランクトン 授業時間内の学修内容:植物プランクトンの中で有害・有毒プランクトンについて学習します。 キーワード:有害・有毒プランクトン(Harmful Algae) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第7回 概要:植物プランクトンの増殖動態 授業時間内の学修内容:植物プランクトンの増殖動態について学習します。 キーワード:増殖速度(Growth rate)、個体群動態(Population dynamics) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第8回 概要: 植物プランクトンの分布 授業時間内の学修内容:植物プランクトンの分布について学習します。 キーワード:植物プランクトンの分布(Distribution of phytoplankton) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第9回 概要: 動物プランクトンの種多様性 授業時間内の学修内容:動物プランクトンの種多様性について学習します。 キーワード:動物プランクトン(Zooplankton)、種多様性(Species diversity) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第10回 概要: 動物プランクトンの分布 授業時間内の学修内容:動物プランクトンの分布について学習します。 キーワード:動物プランクトンの分布(Distribution of zooplankton) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第11回 概要: 光合成と一次生産 授業時間内の学修内容:植物プランクトンの光合成と一次生産について学習します。 キーワード:光合成(Photosynthesis)、一次生産(Primary production) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第12回 概要: 低次生物生産 授業時間内の学修内容:海洋の低次生物生産について学習します。 キーワード:低次生物(Lower trophic organisms)、生産(Production) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第13回 概要: 食物連鎖・食物網とエネルギー転送 授業時間内の学修内容:海洋生態系における食物連鎖・食物網とエネルギー転送について学習します。 キーワード:食物連鎖(Food chain)、食物網(Food web)、エネルギー転送効率(Energy transfer efficiency) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第14回 概要:物質循環 授業時間内の学修内容:海洋生態系における物質循環について学習します。 キーワード:物質循環(Organic material cycles) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 第15回 概要: 地球環境と海洋との関係 授業時間内の学修内容:地球環境と海洋との関係について学習します。 キーワード:地球環境(Environments of earth)、海洋(Oceans) 事前学習の内容:次回の講義に関連する内容について、教科書や参考書を読み、予め知識を得ておくこと。 事前学習の時間:90分 事後学習の内容:講義中に説明のあった重要事項について関連する英語論文をいくつか与えるので、それらを読んでさらに知識を深めること。 事後学習の時間:150分 |
事前・事後学修の内容 | |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |