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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 森林微生物学演習
しんりんびせいぶつがくえんしゅう
Seminar on Forest Mycology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-5272-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 後日掲示します.

担当教員 松田 陽介(生物資源学研究科資源循環学専攻)

MATSUDA, Yosuke

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 森林生態系のおもに土壌中に生息し,樹木と寄生,腐生,共生関係ある生物に関して理解し,最新のデータをもとに,森林生態系の物質循環における微生物や土壌動物の諸機能について考える.
学修の目的 様々な生態系に生息する土壌生物の群集生態に関する知識を得る.
学修の到達目標 森林生態系における土壌生物の多様性とその役割について理解し,生態系の動態と密接に関係する諸機能について考える力を養う.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 テーマについての的確な取り組み,プレゼンテーション能力と内容の理解度(発表の仕方,質疑応答)などを総合して評価する.
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 学生が自主的に考え,発表できるようにする.
教科書
参考書
オフィスアワー 特に指定しない(随時).447号室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 森林微生物機能学
発展科目 森林微生物学特論
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 森林生態系,菌類,線虫,土壌生物,寄生,共生,腐生,物質循環
Key Word(s) forest ecosystem, fungi, nematode, soil organism, parasitic, mutualistic, saprophytic, matter flow
学修内容 森林生物,とりわけ微生物や線虫の生態学,生理学などを通した多様な機能に関する国内外の最新文献を選び出し,それらの通読をする.当該文献に関する概要資料の作成,発表を通して受講者間で内容についての議論を行う.
第1回:ガイダンス(研究を始めるにあたり,論文とは)
第2回:文献検索方法
第3回:文献整理ソフトの使い方
第4回:原著論文の読み方,Abstract
第5回:原著論文の読み方,Introduction
第6回:原著論文の読み方,Materials&Methods
第7回:原著論文の読み方,Results
第8回:原著論文の読み方,Discussion
第9回:原著論文の読み方,Figures&Tables
第10回:原著論文の読み方,Statistical analysis
第11回:原著論文の読み方,Sapplamentary Data
第12回:発表資料の作成方法,内容の精査
第13回:発表資料の作成方法,ソフトの使い方
第14回:効果的な発表方法
第15回:論文精読1(材料と方法まで),樹木根系(テーマに基づき決定)
第16回:論文精読2(考察まで),樹木根系(テーマに基づき決定)
第17回:発表の準備
第18回:発表会
第19回:論文精読1(材料と方法まで),樹木共生菌類(テーマに基づき決定)
第20回:論文精読2(考察まで),樹木共生菌類(テーマに基づき決定)
第21回:発表の準備
第22回:発表会
第23回:論文精読1(材料と方法まで),根圏微生物(テーマに基づき決定)
第24回:論文精読2(考察まで),根圏微生物(テーマに基づき決定)
第25回:発表の準備
第26回:発表会
第27回:論文精読1(材料と方法まで),土壌線虫(テーマに基づき決定)
第28回:論文精読2(考察まで),土壌線虫(テーマに基づき決定)
第29回:発表の準備
第30回:発表会
事前・事後学修の内容 事前:関連文献をWeb of Science,Google Scholorなどで調べ,最新情報の収集を行い,関連論文の要旨を通読するとともに,その中で主要なものの通読を通して,研究背景,目的の理解とそれを達成するための方法論の理解に努める.発表を基本に進めることから,研究内容を他人にわかりやすく説明できるように準備すること(毎回2時間).
事後:文献で不明な部分の理解を行い,発表内容を復習する(毎回2時間).
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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