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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 水圏生態学
すいけんせいたいがく
Aquatic Ecology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-7591-009
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 木村 妙子(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

KIMURA, Taeko

実務経験のある教員 動植物関係の仕事に関わる専門学校で指導をした経験を生かし,
海洋生物の特性について多様な観点から教育を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 水圏生態学特論の講義では生態学の基礎的な概念を通じて,海岸生物の生態学的な特徴について主体的に考え,議論しながら学んでいきます。また,三重県地域の水圏生態系についても,実例を通じて学んでいきます。さらに水圏生態系と人間の関わりについて学び,今後の水圏生態系の保全や持続的な利用のあり方について考えていきます。
(育てたい資質や能力)
この講義を通じて,水圏生物の生態学を学び,水圏生態系における生産や利用,その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけることを目指します。
(DP,CPとの関係)
この講義は,三重大学の目標である4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」を身につけるため,生物資源学部のDPである(2)生命,環境,食料,健康などに関する生物資源学の基本的な知識を積み,(3)科学的で論理的な思考を展開し,(4)それらを他者と議論し,コミュニケーションを取る能力の取得を目指します。
学修の目的 水圏生態学特論は水圏動物の生態学的な側面について理解する講義です。この講義を受講する学生は,水圏生態系における生産や利用,その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけるために,水圏動物の生態学の基礎を学んでいきます。さらに水圏生態系と人間の関わりについて学び,今後の水圏生態系の保全や持続的な利用のあり方について考えていきます。
学修の到達目標 この講義を受講する学生は,水圏生態系における生産や利用,その生産を支える環境の維持に貢献できる能力を身につけることができます。そのために,以下の学修到達目標を設定します。
(知識)
生態学の基礎的な概念を通じて,水圏動物の生態学的な特徴について習得し,地域の生態系や人間との関わりについて,具体的な事例を挙げ,それぞれを関連づかせて説明ができるようになる。
(態度)
質問に対する意見発表や,複数の意見についての議論を通じて,お互いの意見に対して理解を示すとともに,適切な質疑を行うことで内容を深めることができます。
(技能)
事前事後学習や授業中の発表や議論を通じて,水圏動物の生態学に関する基礎的な知識および水圏生態系と人間の関わりの問題点について,自ら調べることができるようになり,それを他者に伝える技術が習得できます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート20%,発表50%,課題提出10%
(知識)知識の定着度および事前事後学修を講義と相互に作用させ知識を深化させられた程度について期末試験で評価します(70%)
(態度)主体性やコミュニケーション力を授業中の発表で評価します(10%)。また,毎回の授業での内容に関する質問や意見などを課題提出で評価します(10%)
(技能)論理的な思考を文章にまとめる力を期末試験で評価します(10%)
以上の評価基準をもとに60%以上で単位が取得できます。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 資料を授業時に配布する
教科書 海岸動物の生態学入門ーベントスの多様性に学ぶ
参考書 特にない
オフィスアワー 出張中や会議時間帯等を除き,随時,539室
受講要件 とくになし
予め履修が望ましい科目 海洋生態学特論,海洋生態学演習
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 海洋,水圏,生態,プランクトン,ネクトン,ベントス
Key Word(s) Marine, Ecology, Benthos, Tidal flat
学修内容 1.ガイダンス
2.浜辺の環境と海洋生物
3.進化と種の多様性1
4.進化と種の多様性2
5.種内変異と種内関係
6.海岸動物の生活史
7.種間関係1
8.種間関係2
9.個体群動態
10.生物群集とその特性1
11.生物群集とその特性2
12.生態系における物質とエネルギーの流れ1
13.生態系における物質とエネルギーの流れ2
14.様々な生態系
15.保全と利用1
16.保全と利用2
事前・事後学修の内容 予習内容︓次回のテーマについて概要を把握し,各⾃整理しておく
(各週120分)。
復習内容︓講義で説明の内容について各種専⾨書等で復習を⾏い,知識の幅を広げておく
(各週120分)。
⼀定数の授業回において,時間外学修の課題を課す。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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