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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 水族生理学特論 | |
すいぞくせいりがくとくろん | ||
Advanced Physiology of Aquatic Animals | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-5371-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 授業の開始日については、宮崎から履修登録者にメールで連絡します。 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学校舎(2023年度後期時間割で確認してください)。 | |
担当教員 | 神原 淳, 宮崎多惠子(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
KOHBARA, Jun,MIYAZAKI, Taeko | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 水圏環境の中で生活する魚類の行動発現に関わる諸感覚器官,特に視覚器,嗅覚器,味覚器の構造と機能および進化過程における環境適応的変化と分子進化,さらに外因性および内因性諸要因が行動発現に与える影響等について解説します. |
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学修の目的 | 魚類の諸感覚器官,特に視覚器,嗅覚器,味覚器の構造と機能を,ヒトや他の脊椎動物との違いと併せての理解を身につけます.また,外因性および内因性諸要因が行動発現に与える影響についての知識を得ます.これらの知識を基礎として,魚類の種多様化過程おける諸感覚器官の環境適応的変化と分子進化,およびそれらが統合されたアウトプットとしての行動発現についての知識を身につけることを目的とします. |
学修の到達目標 | 講義と参考書(英語)を通じて,魚類の諸般の生理機能や行動特性についての知識を身につけます.そのために以下の学修到達目標を設定します. (知識) 水中という陸上とは異なったユニークな環境の中で生活する生物が生存競争の勝者となるために,いかに他者よりもより効率よく環境情報を察知しているか等,彼らの環境への適応戦略について,幅広い知識をもとに説明できるようになります. (態度) 日頃より,自ら疑問を探求し,幅広い視野から柔軟かつ総合的に魚類のさまざまな生理機能,行動や生活様式に関して考察する態度を身につけます. (技能) 英語テキストの内容を理解し,その概要を的確にまとめて発表する能力を身につけます. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 講義と参考書(英語)を通じて,魚類の諸般の生理機能や行動特性についての知識を身につけられたかどうかを評価します. (知識) 水圏生物を対象として,彼らの環境への適応戦略について,幅広い知識をもとに説明できる能力が身についたかどうかを評価します(40%). (態度) 日頃より,自ら疑問を探求し,幅広い視野から柔軟かつ総合的に魚類のさまざまな生理機能,行動や生活様式に関して考察する態度が身についているかどうかを評価します(20%). (技能) 英語テキストの内容を理解し,その概要を的確にまとめて発表する能力を身につけられたかどうかを評価します(40%). |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業 |
授業改善の工夫 | 国内外のアップデートな研究動向を理解できるよう、最新の英語論文や専門書籍等を活用します。 |
教科書 | 授業に関連する資料を配付します. |
参考書 | |
オフィスアワー | 随時.生物資源学部628室(宮崎)またはE-mail. |
受講要件 | 特になし. |
予め履修が望ましい科目 | 特になし. |
発展科目 | 特になし. |
その他 | 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.). |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 感覚,環境,進化,遺伝子,視覚,嗅覚,味覚,紫外線受容,日周行動,生物時計 |
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Key Word(s) | sensory system, vision, chemoreception, gene, behavior, circadian rhythm, evolution |
学修内容 | 第1回:魚類感覚器概説 第2回:視覚1-水中の光環境の特性 第3回:視覚2-視覚の役割と視覚器の構造 第4回:視覚3-感覚受容体の分子進化:種分化と適応放散,感覚受容体遺伝子の種類 第5回:嗅覚1-嗅覚の役割 第6回:嗅覚2-嗅覚器の構造 第7回:嗅覚3-刺激物質と嗅覚器応答 第8回:嗅覚4-嗅覚とフェロモン 第9回:味覚1-味覚の役割 第10回:味覚2-味覚器の構造と味蕾の分布 第11回:味覚3-刺激物質と味覚器応答 第12回:嗅覚・味覚情報と中枢への投射 第13回:環境周期と生物時計 第14回:魚類の遊泳活動の日周性と環境適応 第15回:魚類の摂餌活動の日周性と環境適応 これらの話題について,最新の知見もふまえ解説する.また,専門書や学術論文を講義資料として輪読し,その講義資料に対する自分の意見や考え方を議論する. |
事前・事後学修の内容 | 学習内容の個々の項目に関して以下の事前事後学修を行う. ○学習内容に関連した書籍や学術論文を読み,その内容を理解する. ○講義資料に出てくる図表やグラフから読み取れる事実を理解する. ○与えられたテーマに対して自分の意見を理路整然と説明する. ○他の受講者の発言を聞き,それに対する自らの考え方を述べる. ○個別テーマに関しての学術論文紹介のプレゼンテーションを作成する. |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |