三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 フランス語Ⅱ総合b
ふらんすごⅡそうごうb
French II Comprehensive b
授業テーマ
単位数 1 単位
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 異文化理解Ⅱ総合(フランス語)
授業テーマ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
libr-fndt-FORA2321-002
開放科目 非開放科目    
分野 国際・外国語
分類・領域

教養基盤科目・異文化理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

後期

開講時間 火曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 井出 勉(非常勤講師)

IDE, Tsutomu

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現代のフランスについて、わかりやすく書かれた時事フランス語の文章を講読する。学生の理解度に応じて、テキスト以外の新聞・雑誌記事等を抜粋し講読するが、DVDなども随時用い、フランス文化に親しんでもらう。
学修の目的 フランス文化との関わりを端緒として、アメリカ文化とは違うヨーロッパ文化という異文化への関心を養い深めてもらう。中級程度のフランス語で書かれた文章の理解を通して、正確な音読を習得し、異文化コミュニケーションに役立ててもらう。
学修の到達目標 フランス文化を概観することで、現代フランスの現状や歴史的背景及びその問題点について理解する。
フランス語に関しては、フランス語検定試験3級・準2級程度の文法力、語彙力、および読解力を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験60%(16回目に試験を行う)、平常点40%(授業中の読み、訳、質疑応答、授業への積極的参加など)で総合的に評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 一方的な講義にならないように努めたい。また、学生個々の能力を高め、活発な質疑応答ができる雰囲気を作るよう努力したい。
教科書 石井洋二郎、ミシェル・サガズ『時事フランス語 2023年度版』朝日出版社
参考書 授業中に随時紹介
オフィスアワー 授業前、授業後に対応。
至急の場合の連絡窓口は人文学部・グットマン・ティエリー(guthmann-th@human.mie-u.ac.jp)。
受講要件 異文化理解Ⅰ基礎(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ文法前・後)と異文化理解Ⅰ演習(フランス語)a・b(またはフランス語Ⅰ講読前・後)を受講してあること。ないしは実用フランス語技能検定試験(仏検)4級以上に相当する能力を有すること(4級以上の取得者ならば1年生でも受講を認める)。
予め履修が望ましい科目 前期のフランス語Ⅱ総合aおよびフランス語Ⅱ演習a
発展科目
その他 前期と後期を通して受講することを勧める。また、フランス語Ⅱ演習bと並行して受講することを勧める。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード フランス、フランス文化、フランス語、異文化理解
Key Word(s) France, French culture, French, Foreign Studies
学修内容 第1回~3回 「成人年齢 」:日本では、2022年4月、成人年齢が20才からフランス同様18才に引き下げられた。しかしフランスでは、18才から飲酒・喫煙が可能なのに対し、日本では今も20才のままである。18才からを「成人」とする国が多いとはいえ、飲酒・喫煙を除いている日本のように、「成人」の定義の事情は様々である。2001年に廃止されたが、マクロン大統領の公約通り、短いものとはいえ復活するフランスの「徴兵制」の問題も含めて、改めて「成人」とはどういうものかを考える。
第4回~6回 「ジョゼフィン・ベーカー」:パリのセーヌ川に浮かぶ最新の温水プールに、かって《黒いヴィーナス》と呼ばれた黒人ダンサー、ジョゼフィン・ベーカーの名が冠されているのを奇異に感じ方もいるかもしれない。その上、2021年にパリにある著名人たちの霊廟、パンテオンに、黒人女性として初めて葬られることなったことはかなりの驚きを持って迎えられました。『ムーラン・ルージュ』や『フォリ・ベルジェール』などで人気を博したベーカーについて、詳しく知っている日本人は少ない。孤児を引き取って育てたりしたベーカーの功績とパンテオンに迎え入れられたその意義について考える。
第7回~9回 「狩猟」:フランスでも古くから、生活維持のためだけでなく、王侯貴族も《狩猟》にいそしんできた。今では、趣味としての《狩猟》になってきているとはいえ、食卓に「食用の猟肉」(ジビエ)がのぼることが少なくないフランスにとって、その存在意義は重要である。さらに、狩猟免許を持つハンターの数がヨーロッパ最多の100万人規模もいることも忘れてはならない。それゆえ、日常的に事故が多発するフランスの狩猟規制の問題について考える。
第10回~12回 「仏検準2級・3級の文章問題やフランスの新聞記事を読む」:仏検の過去問も時事的問題を取り扱っているので、過去の問題を読み解くことで、現在の自分のフランス語レベルを把握することができる。また、ネット上の比較的短い最新のフランスの新聞記事にも触れていく。
第13回~15回 「1-20の項目から自由に選択」:教科書の20項目の中から、前・後期を通じてやっていないところから自由に学生に選択してもらい、2023年度の「時事フランス語」の最後の項目とする。
第16回 期末試験
事前・事後学修の内容 テキスト付属のCDを繰り返し聞き、音読してください。また、十分な予習をして授業に臨んでください。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

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