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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 共通教育・専攻基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
授業科目名 【遠隔】生物学基礎Ⅱ
【えんかく】せいぶつがくきそ 2
【Remote】Fundamental Biology II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-fndt-BIOL1522-001
開放科目 非開放科目    
分野
分類・領域

教養基盤科目・基礎教育 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

後期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 講義はオンラインで実施するため、教室は配当されていない。オンライン講義用のURL等の情報は別途周知するため、掲示等に注意すること。

担当教員 塚田 森生(生物資源学部),河村 功一(生物資源学部),石川 輝(生物資源学部),松田 陽介(生物資源学部),森阪 匡通(生物資源学部),〇鳥丸 猛(生物資源学部)

TSUKADA, Morio, KAWAMURA, Koichi, ISHIKAWA, Akira, MATSUDA, Yosuke, MORISAKA Tadamichi, 〇TORIMARU, Takeshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 生物資源学部で身に着けるべき生物学の基礎のうち、特に生態学分野について教授する。
これは、学部において生物と環境のかかわり等を学ぶための基礎となる科目である。
指定教科書に従って、「生態と環境」、「生物の進化と系統」に関連してこれまでに学界で得られている知見を教授する。分担者の専門に応じ、対象とする生物は適宜変更しうる。
学修の目的 生物と環境のかかわり、生物の集団の特性等に関する学問分野である生態学に関して専門的な学習をするための基礎知識を得る。
材料にこだわることなく、幅広い生物の生態を学ぶ中で生物の生態にかかる普遍的法則を理解する。
学修の到達目標 「生態と環境」、「生物の進化と系統」に関して専門的な学習をするための基礎知識を得る。材料にこだわることなく、幅広い生物の生態を学ぶ中で生物の生態にかかる普遍的法則を理解し、身の回りの生物の集団としての性質を身に着けるとともにさまざま生物のふるまいの適応的意義を考えられるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 原則として期末試験100%。ただし、各担当教員の判断で期末試験以外に小テストなどの要素を評価する可能性がある。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 生態学入門 第2版 日本生態学会編 東京化学同人 2012年
参考書
オフィスアワー 各担当教員から別途指示する。
受講要件
予め履修が望ましい科目 生物学基礎I
発展科目
その他 講義の順序は前後することがある。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 各回ごとに設定(学習内容を参照)
Key Word(s) Given for each lecture
学修内容 1 生態学とはどんな学問か?-遺伝子から地球環境まで (担当:石川輝)
キーワード: 遺伝子、個体群、生物群集、景観、地球環境

2 生物界の共通性と多様性 (担当: 石川輝)
キーワード: 細胞、DNA、地域、多様性、古環境

3 進化からみた生態  (担当:塚田森生)
キーワード: 自然選択,種分化,適応放散

4 分子進化の特性 (担当:鳥丸猛)
キーワード: 分子進化の中立説、分子時計

5 生活史の適応進化 (担当:河村功一)
キーワード: 生活史、適応戦略、繁殖のコスト,r-K選択説、表現型可塑性

6 進化とゲーム理論 (担当:河村功一)
キーワード: 有性生殖, ESS、性比の進化

7 植物の生理生態的特性の適応戦略 (担当: 松田陽介)
キーワード: 植物、光、競争、化石燃料、二酸化炭素

8動物の生理生態的特性の適応戦略 (担当: 塚田森生)
キーワード: 動物、水分、温度、概日リズム

9 動物の行動と社会 (担当: 森阪匡通)
キーワード: 競争関係、なわばり,配偶行動、繁殖システム,性選択,血縁選択

10 個体間の相互作用 (担当: 河村功一)
キーワード: 個体群,密度効果、生命表

11 同種・異種の個体群 (担当:: 塚田森生)
キーワード: 競争、捕食、寄生、共生.

12 生物群集の構造その分布 (担当: 松田陽介)
キーワード: 種間相互作用、生物群集、カスケード効果、ギルド内捕食,多種共存

13 生物群集の構造その分布 (担当: 鳥丸猛)
キーワード: 植生遷移、バイオーム

14 生態系の構造と機能 (担当: 石川輝)
キーワード: 多様性、生態系機能、IPCC、エネルギー流、生産力ピラミッド

15 生態系の保全と地球環境 (担当: 森阪匡通)
キーワード: 生態系サービス,環境問題,レッドリスト,生物多様性の保全,気候変動
事前・事後学修の内容 毎回の講義内容の予習をするため,教科書当該部分の通読を行い,事前配布資料に目を通す.復習として,講義内容の確認を踏まえて,当該部分の再読を行うとともに,教科書の巻末にある参考図書を読む.さらに,担当教員から別途課題を与えることがあるので,随時対応すること.
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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