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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 教育学部・特別支援教育に関する専門科目(A類)
科目名 免許状に定められることとなる特別支援教育領域以外の領域に関する科目
めんきょじょうにさだめられることとなるとくべつしえんきょういくりょういきいがいのりょういきにかんするかもく
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
~74 期生
〜74期までの授業名称は「重度重複障害教育」です。
75期以降は「重複障害者教育総論」です。
卒業要件の種別 その他
〜74期までの「重度重複障害教育」は選択必修です。
AⅢ類75期以降の「重複障害者教育総論」は必修です。
授業科目名 重度重複障害教育(〜74期)/重複障害者教育総論(75期〜)
じゅうどちょうふくしょうがいきょういく,ちょうふくしょうがいしゃのきょういく
Lecture in Teaching Strategy for Children with Severe and Mutiple Disabilities
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-spec-SPEC3052-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部2号館5階 S-PBL51教室もしくはS501教室(受講者数による)

担当教員 菊池 紀彦

KIKUCHI, Toshihiko,

SDGsの目標
連絡事項 2024年度より75期生以降は「重複障害者教育総論」に科目名称変更の予定。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 重複障害者に対する教育について理解を深める。具体的には、重複障害者の教育課程や指導法について概説するとともに、個別の指導計画の作成と活用のあり方について学ぶ。また、一生涯の支援という観点から、学校教育後の支援や、地域生活支援についても概説する。
学修の目的 重度・重複障害児に対する教育支援の現状と課題について理解する。
重度・重複障害児に対するコミュニケーション支援のあり方について理解する。
学校教育終了後の支援や、地域生活支援のあり方について理解する。
学修の到達目標 本講義では、重複障害者に対する教育課程の編成方法について理解するとともに、重複障害者の状態や特性、心身の発達段階に基づいた指導方法に関する理論を学ぶ。以下の3点を到達目標とする。
1. 重複障害者に対する教育課程の取扱いの意義や、各規程の適用を判断する際の基本的な考え方を理解できるようになる。
2. 重複障害者の実態把握や評価方法、それらに基づいた授業づくりのあり方について理解できるようになる。
3. 重複障害者に対する教育と医療、福祉等の関係機関との連携や、教育における個別の指導計画と福祉におけるサービス等利用計画との関係について理解できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 受講者による発表70%、討論30%、計100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講者同士のグループ討議を多く取り入れ、全体で考えあう機会を多く持ちたい。
教科書 授業のなかで適宜紹介します。
参考書 重症心身障害児のトータルケア−新しい発達支援の方向性を求めて−(2017),浅倉次男(監修),へるす出版
オフィスアワー 木曜日14:40〜16:10 教育学部2号館5階 菊池研究室
受講要件 肢体不自由者の心理・生理・病理を履修済みであることが望ましい。
予め履修が望ましい科目 特別支援教育概論、肢体不自由者の心理・生理・病理
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16229
キーワード 重度・重複障害児、重症心身障害児、超重度障害児、地域生活、一生涯の支援、アシスティブテクノロジー
Key Word(s) child with profound multiple disabilities, person with SMID who needs high medical care, assistive technology
学修内容 第1回: 重複障害者の概念と臨床像
第2回: 重複障害者に対する教育課程
第3回: 重複障害者の指導 ①自立活動について
第4回: 重複障害者の指導 ②姿勢・運動に関する指導について
第5回: 重複障害者の指導 ③言語・コミュニケーションに関する指導について
第6回: 重複障害者の指導 ④授業づくりとその評価
第7回: 個別の指導計画の作成と活用 ①個別の指導計画の作成の意義
第8回: 個別の指導計画の作成と活用 ②重複障害者の実態把握と指導計画の作成
第9回: 個別の指導計画の作成と活用 ③課題設定の視点
第10回: 重複障害者の医療的ケア ①医療的ケアの実施に関する動向
第11回: 重複障害者の医療的ケア ②医療的ケアの実際
第12回: 重複障害者の医療的ケア ③医療的ケアと自立活動
第13回: 重複障害者に対する訪問教育の現状と課題
第14回: 重複障害者における教育、医療、福祉等の関係機関との連携
第15回: 重複障害者における個別の指導計画とサービス等利用計画の関係と各々の視点
事前・事後学修の内容 初回の授業時に資料を渡します。資料をもとに、重度・重複障害児に対する教育支援について発表をしていただきますので、各自、資料に十分目を通すとともに、参考文献(資料に記載します)もよく読んでおくこと。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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