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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・技術
科目名 技術科教育
ぎじゅつかきょういく
Technology Education
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 3年次
73 期生
卒業要件の種別 必修
技術・ものづくり教育コースの学生は必修です。
授業科目名 技術科教育法Ⅲ
ぎじゅつかきょういくほうさん
Method of Technology Education Ⅲ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-ENGR3121-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 技術棟T-201

担当教員 魚住明生(教育学部技術・ものづくり教育講座)

UOZUMI, Akio

実務経験のある教員 教員名:魚住明生,実務経験:中学校技術科教諭,講義との関連性:学校教育における技術科教育の意義

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本授業では,技術科教育において,授業を実践できることを目的とする。具体的には,まず教育における授業の役割について考察する。次に,技術科教育の目的と役割について理解を深めた後に,授業を構想・設計するために必要な基礎・基本の知識・技能を習得する。さらに,教育実習での授業実践を前提として学習指導案を作成する。最後に,その指導案をもとに模擬授業を行い,自分の授業実践について省察できるようになる。
学修の目的 この授業を受講することにより,教育実習において実際に授業を遂行できることをねらいとしている。
学修の到達目標 ・中等教育において,学習指導要領に示された技術科教育に係わる教科の目標及び主な内容,全体構造を説明できる。
・中等教育において,学習指導要領に示された技術科教育に係わる個別の学習内容について指導上の留意点を理解した上で,学習指導案(単元案と本時案)を作成することができる。
・技術科教育における主な学習指導方法を説明できる。
・技術科教育における学習評価の考え方を理解した上で,評価を活用した学習支援を構想し,実際に模擬授業において学習評価を生かした授業ができる。
・技術科教育の背景となる学問領域との関係を理解し,教材研究に活かすことができる。
・技術科教育における安全教育について説明できる。
・技術科教育における模擬授業を構想・立案し,実践できる。
・技術科教育における生徒の認識や思考,学力などの実態を視野に入れて授業設計ができる。
・技術科教育の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用ができる。
・技術科教育の教育課程と学習指導案の構造を理解し,具体的な授業を構想した授業設計を行い,学習指導案を作成できる。
・技術科教育における模擬授業の実施とその振り返りを通して,授業改善の視点を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業態度(10%),提出物(20%),発表・協議(40%),試験(30%)を基にして総合的に評価(合計が60%で合格)する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業時における学生との討論や,学生からの意見・要望等に応じ,授業を改善する。
教科書 小学校学習指導要領解説 総則
小学校学習指導要領解説 生活編
小学校学習指導要領解説 図画工作編
中学校学習指導要領解説 総則
中学校学習指導要領解説 技術・家庭編
その他,授業に必要な書籍は適宜紹介すると共に,資料を配布する。
参考書 授業に必要な書籍は適宜紹介すると共に,資料を配布する。
オフィスアワー 毎週水曜日の12:00~13:00,場所:技術科教育学研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 技術科教育法Ⅰ,技術科教育法Ⅱ
発展科目 技術科教育法Ⅳ,教職実践演習
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 技術科教育,教育課程,学習指導,教授技術
Key Word(s) Technology Education, Curriculum, Educational Guidance, Teaching Skills
学修内容 第1回:オリテン,本授業の概要説明
第2回:1.技術科教育の役割と目的についての考察
    (1) 技術と人類
第3回:(2) 技術と人間形成
第4回:(3) 技術と今日的課題
第5回:2.技術科教育における教育課程の編成
第6回:3.技術科教育における目標と内容の検討
    (1) 上位法並びに中学校学習指導要領総則の検討
第7回:(2) 技術・家庭科(技術分野)の学習指導要領の検討
第8回:4.技術科教育における授業の設計と学習過程の構築
    (1) 授業設計の基本的な考え方
    (2) 授業設計の方法
第9回:(3) 授業での学習評価とそれを基にした学習支援
第10回:(4) 授業での教授技術
    (5) 授業での安全教育
第11回:5.技術科教育における授業の実践
    (1) 教材研究の方法と 学習指導案の考え方
第12回:(2) 教材研究の取組と学習指導案の作成
第13回:(3) 模擬授業の準備
第14回:(4) 模擬授業の実施と協議
第15回:まとめ
定期試験
事前・事後学修の内容 講義の内容を基に数回レポートを課し,最終課題として教育実習での学習指導案を作成して,模擬授業を行う。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

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