三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 中国文学演習A
ちゅうごくぶんがくえんしゅうA
Seminar in Chinese Literature A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-164
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 湯浅陽子(人文学部文化学科)

YUASA,Yoko

SDGsの目標
連絡事項 *対面授業でもパソコンを持って来てください。授業で使用する資料はMoodleコースに掲載します。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 主に唐代(618~907)の散文(古文)を題材として、中国古典学の基礎となる漢文資料を読解する練習をするなかで、中国の古典詩文に対する理解を深める。
授業では返り点などのない白文を使用し、現代中国語による音読と日本語による訓読、さらに現代日本語による訳を求める。
学修の目的 中国の古典詩文に対する理解を深める。
学修の到達目標 漢文を読みこなす力をつける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
○変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
○国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 日常の授業での担当70%、レポート30%、計100%。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 散文(古文)を用い、基本的な読解力を養えるようにした。
教科書 Moodleコースを使用して資料を配布する。
参考書 必要に応じて授業中に紹介する。
オフィスアワー 金曜日 12:00~13:00 場所:湯浅研究室(教養教育4号館4階}
事前にメールで連絡してください。メールでの相談は随時受け付けます。
受講要件 この授業は国語科教員免許の漢文学に該当する。
予め履修が望ましい科目 異文化理解Ⅰ(中国語)以上 文学概論J
発展科目 中国の文学AB 中国文学演習B
その他 中国語を学習したことがない人も受講可能です。
その場合は、中国語による音読は求めず、白文の訓読と日本語現代語訳を求めます。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15982
キーワード 唐代散文選読 韓愈
Key Word(s) Classical Proses of the Tang Dynasty Han Yu
学修内容 唐代(618-907)を代表する古文(散文)の制作者の一人である韓愈(768-824)の作品を題材として、中国古典学の基礎となる漢文資料の読解練習を行い、関連する知識について学ぶなかで、中国の古典詩文に対する理解を深める。
第1回:ガイダンス:韓愈の伝記と別集のテクストについて
第2回:韓愈「畫記」① 人物の描写
第3回:韓愈「畫記」② 動物の描写
第4回:韓愈「畫記」③ 器物の描写
第5回:韓愈「畫記」④ この文章が書かれた理由
第6回:韓愈「畫記」⑤ まとめ
第7回:韓愈「與孟東野書」① 韓愈と孟郊の関係
第8回:韓愈「與孟東野書」② 韓愈の孟郊に対する評価
第9回:韓愈「與孟東野書」③ 韓愈と孟郊が置かれていた状況
第10回:韓愈「與孟東野書」④ まとめ
第11回:韓愈「石鼎聯句詩序」① 登場人物の人物像
第12回:韓愈「石鼎聯句詩序」② 劉師服・侯喜の彌明に対する態度
第13回:韓愈「石鼎聯句詩序」③ 劉師服・侯喜と彌明の立場の変化
第14回:韓愈「石鼎聯句詩序」④ 話の結末
第15回:韓愈「石鼎聯句詩序」⑤ まとめ / 全体のまとめ
事前・事後学修の内容 授業では返り点などのない白文を使用し、現代中国語による音読と日本語による訓読、さらに現代日本語による訳を求めるので、必ず予習した上で出席すること。また授業のあとにも内容を整理しておくことが望ましい。漢和辞典を必ず持ってくること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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