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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の社会B
にほんのしゃかい びー
Japanese Society B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2110-039
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 永谷 健(人文学部)

NAGATANI, Ken

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13292

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 明治以降の日本社会の変化を、歴史社会学の観点から検討する。とくに、階層社会の成立と変容のプロセスとはどのようなものか、また、そうしたプロセスに対して各時代の人々はいかに適応してきたのかについて、具体的なトピックや統計データをもとに考える。
学修の目的 明治期・大正期・昭和初期における日本社会の状況を様々な資料から概観するとともに、社会学理論や社会学的な方法を用いて考察する。
学修の到達目標 明治以降の日本社会の変化を、社会学的な視点で捉えることができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート50%、筆記試験50%、計100%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 ビジュアル資料を活用する。また、授業内レポートを通じて、疑問点や理解の程度を確認する。
教科書 なし。
参考書 授業の中で適宜指示する。
オフィスアワー 火曜日12:00~13:00
受講要件 とくになし。
予め履修が望ましい科目 社会学概論
発展科目 日本社会演習
その他 明治期・大正期の日本社会に対して関心がある者の受講が望ましい。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16127
キーワード 近代日本、アスピレーション、格差
Key Word(s) modern Japan, aspiration, economic disparity
学修内容 第1回 現代日本と二つの近代化
第2回 近代化と日本社会(産業化と西洋化の関連で)
第3回 近代化の推進力と宗教
第4回 近代化と若年層の野心(立身出世主義との関連で)
第5回 教育制度の整備と若年層の進路
第6回 冒険的企業家の輩出と階層社会
第7回 近代化と家族国家観1
第8回 近代化と家族国家観2
第9回 中間まとめ
第10回 メディアと近代日本1
第11回 メディアと近代日本2
第12回 時代の閉塞感と野心の行方
第13回 戦前の“超格差社会”とその行きづまり
第14回 戦後日本社会における富と文化の平準化
第15回 戦後中流社会の変容
事前・事後学修の内容 授業の中で紹介する参考書を手に取ることで、明治期以降の日本の社会や文化について関心を高めることが望ましい。そして、事前に配布(掲示)した資料をよく読んだうえで授業に出席すること。また、授業後には、授業内容を踏まえた応用的な小レポートを課す場合がある。そのため、授業時間内では、授業で伝えた内容を単なる知識として受けとめるのではなく、あとで自分なりの解釈を行う考察対象として捉えてほしい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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