三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 機械工学通論
きかいこうがくつうろん
Mechanical Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-OTCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 19番教室

担当教員 柴原 陸(非常勤講師)

Riku Shibahara

SDGsの目標
連絡事項 毎回の講義でノートパソコンを持参して下さい

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  機械工学はすべての産業の基礎となっており,多様な分野で構成されている.その中に,対象を設計者の思い通りにコントロールすることを目的とした制御工学があり,制御システムを開発する際にMATLABがよく用いられる.MATLABは,行列や配列処理を得意とする数値計算ソフトであり,近年はIoTやディープラーニング,その他のアルゴリズム開発によく活用されている.また,データの解析も容易に行うことができ,工学系を中心にMATLABを導入する大学や企業が多い.本講義では,MATLABの基礎からはじめ,データ解析を中心に解説を行い,MATLAB Graderを用いた演習を行うことで,実践的な技術を身につける.また,講義の後半では,MATLABを用いて制御工学の基礎についても解説する.
学修の目的  MATLABは企業でも多く導入されており,化学工学系出身の方が使用することも多いため,実際にプログラミングを行うことで,実践的な技術を身につけられるようにする.
学修の到達目標  実社会で広く用いられているMATLABを実際に扱うことで,現場で役立つ基礎知識や技術を身につける.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 原則的に出席は必須で,講義内容に関するレポートで評価する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生による「授業評価アンケート」の結果を参考にして,課題に対応する.内容の理解を助けるために,例題を多く用いる.
教科書 資料を配布
参考書
オフィスアワー 電子メールアドレス:shibahara.riku@robot.mach.mie-u.ac.jp
なお,メールによる対応が困難な場合は,次回の講義時間後に対応する.
受講要件
予め履修が望ましい科目 工業数学、一般力学
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード MATLAB,データ解析,制御工学
Key Word(s) MATLAB, Data Analysis, Control Engineering
学修内容  1.ガイダンス,MATLAB Grader導入
 2.変数の作成,行列の計算,関数の呼び出し
 3.ラインプロット
 4.データ分布プロット
 5.離散データプロット
 6.欠損データとはずれ値の処理
 7.変化点および局所的極値の検出
 8.データの平滑化とトレンドの検出
 9.データの正規化およびスケーリング
 10.ラプラス変換
 11.制御モデルの表現方法
 12.過渡応答
 13.周波数応答
 14.ブロック線図
 15.PID制御
事前・事後学修の内容 MATLABには,各分野で多数の関数が用意されており,講義で紹介するのはその一部です.講義で学んだ内容に類似するものなど,自分自身で調べて理解し,使用することで,より知識と技術が定着します
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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