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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本歴史演習C
にほんれきしえんしゅうC
Seminar in Japanese History C
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-086
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 塚本 明(人文学部)

TSUKAMOTO, Akira

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 古文書(崩し字)史料を解読しながら、志摩や熊野の村社会で発生した様々な事件について、多様な観点から検討する。
関係する博物館や現地見学会、文化財(古文書)の調査等を行う。
学修の目的 歴史資料の読み方と先行研究の理解の仕方を習得することで、歴史研究の基礎能力を身に付ける。自ら問題を発見し、解決する能力を養う。
学修の到達目標 歴史資料(崩し字)の読み方と先行研究の理解の仕方を習得し、歴史研究の基礎が身に付けられるようになる。自ら問題を発見し、解決できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業中の報告70%、討論への参加30%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生から随時要望を聞く。
教科書 授業中に随時指定する。
参考書
オフィスアワー 木曜日の昼休み、7・8時限
受講要件 グループ学習に基づく充分な準備を必要とする。授業外でも自ら調べ、学ぶ意欲が必須。
予め履修が望ましい科目 教養教育日本史など。
発展科目 日本の歴史、他。
その他 原則として通年で受講すること。また、各地で実施予定の文化財(古文書)調査に積極的に参加すること。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16158
キーワード 歴史研究の方法を学ぶ
文化財(古文書)の調査法と活用
志摩、熊野の事件と村社会
Key Word(s) Methodology of History
Ancient Documents
Shima Kishu(Kumano) Village People Disputes 
学修内容 1~15
*史料(崩し字)読みと研究史との検討とを織り交ぜて行う。
・史料読みは、主として熊野(尾鷲)の村々に残された様々な事件(地震津波等の自然災害、訴訟沙汰、難船事件、酒乱・喧嘩口論、賭博、遊女問題など)に関する古文書史料を取り上げ、内容を解釈した上で論点を整理し、当時の状況、その後の影響など多様な観点から分析を加える。問題領域ごとにグループ分けして、共同で取り組む。
・古文書の内容を把握し、興味深い論点を見出す訓練をする。
・研究史の検討は、志摩や熊野の地域特性、江戸時代の紛争や調停に関するものを中心に取り上げる。
事前・事後学修の内容 事前に配布する史料・論文などをきちんと読んでおく。
参考文献を読み、博物館や現地見学、講演会に行くなど、関係する学習を自主的に行う。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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