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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 学科選択 |
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授業科目名 | 除去加工 | |
じょきょかこう | ||
Material Removal | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-PROC-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 高橋 裕(工学研究科機械工学専攻) | |
TAKAHASHI, Yutaka | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 機械工作法について機械科の学生に聞いても、的確に答えることができる者は少ない。しかし、加工は実学であり、種々の方法が考案されており、それなしでは成立しえない製品も多々あることは知っておくべきである。 すでに加工法の概略については学習しているはずであるが、除去加工法に焦点をあててさらに深い説明を加えるとともに、精密加工にについても言及する。 |
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学修の目的 | まずは除去加工法の特徴を述べ、それに基づいた分類を列挙する。具体的な加工機の構造を知ると共に、その設計・製作原理について詳しく述べる。 また、使用頻度が少ない加工法においても、それでした達成できない方法が多々あり、実生産で用いられれている実例をイメージすることができる。 |
学修の到達目標 | 切削加工から始め、研削・研磨といった昔から使われてきた砥粒による精密加工について述べ、精密旋盤などによる最先端の加工法と工作機械の設計指針を学習する。また、特殊加工についても学ぶ。これにより、これまで漠然としか理解していなかった除去加工に対して明確なイメージが描けるようになり、適切な工作法が選択できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験100% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業 |
授業改善の工夫 | プロジェクターを用いて教科書の譜面を表示して、視覚的に分かりやすい授業を行なう。また、実際の現場から取材した図や写真なども見せることで、臨場感を持たせる。機械加工全般においても認識が不十分な向きが見られるため、これらの復習や補足にも時間を割く。 |
教科書 | 加工学I - 除去加工 (機械学会編) 丸善 |
参考書 | 特になし |
オフィスアワー | 開講曜日にあわせて 毎週金曜日13:00~14:00 合同棟2104室 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 機械加工学, 金属材料学, 機能加工システム |
発展科目 | 特になし |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 除去加工、工作機械、切削、研削、研磨、砥粒加工、加工面の品質 |
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Key Word(s) | material removal, machine tool, cutting, grinding, lapping and polising, abrasive processing, surface characteristics and quality |
学修内容 | 第1回~第2回 除去加工とは 工作法の分類, 工作機械の分類、 第3回~第7回 工作機械 母性原理、精度設計、剛性設計、軸受と案内系、NC加工 第8回~第11回 切削理論 切削応力、切削温度、工具の種類、工具の磨耗・損傷 第12回~第14回 研削加工 砥粒加工、砥石の構造、各種加工法 第15回 surface integrity 加工面の形態と品質 第16回 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 予習は必要ないので、復習に力を入れること。特に、今まで見たことも聞いたこともないような加工法が実際には行なわれていることを説明するため、教科書すら読まないのは問題外であり、授業に出席して聞いてから教科書をしっかり読んで復習する。 |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |