三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 共通教育・大学基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
生物資源学部共生環境学科Cクラス
授業科目名 データサイエンスⅠ
でーたさいえんす いち
Data Science I
単位数 2 単位
ナンバリングコード
libr-fndt-DASC1711-015
開放科目 非開放科目    
分野
分類・領域

教養基盤科目・基礎教育 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 金曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 情報教育室(教養教育棟1号館4階401)

担当教員 伊藤 良栄(生物資源学部)

ITO, Ryoei

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  これからの学生生活に必要な情報リテラシー(情報資源や情報技術を活用する能力)やデータリテラシー(データに基づいて判断する能力)を身に付けるため、コンピュータの基礎知識(PCの仕組み、セットアップなど基本操作)、インターネット活用の際に必要な情報通信技術に関する知識と技能(メール送信、情報倫理やマナーなども含む)、文章作成(ワードまたはTeX)・表計算(エクセル)・プレゼンテーション(パワーポイント)活用術などを学ぶ。さらに、全学共通の学修項目として、主に生物資源学分野で取り扱われるデータを用いたデータサイエンスの基礎(データの可視化、統計学の基礎、プログラミング体験演習など)を学ぶ。
学修の目的  今後のデジタル社会においては、コンピュータの基本的な仕組みと設定、OSの概要とファイル構造、通信やプログラミングの基礎など、IT/ICTに関する多様な基礎知識が必要となる。また、自らの考えや研究成果を文章や図表(データ処理・加工)として表現し、発信する能力も要求される。このようなスキルは、データに基づいて判断し行動することが求められている現代において、データサイエンスやAIを活用するための基礎となる。
学修の到達目標 1) 無線LANを使って学内LANを利用できる.
2) 三重大学が提供している学習管理システムであるMoodleを利用できる.
3) インターネット等のネットワークに関する基礎知識が身につく.
4) 三重大学学生用メールシステムが利用でき,電子メールのマナーを守って外部の人にも正しいメールを送ることができる.
5) 指定された書式で文章を作成できる.
6) 指定された方法で数値データを整理できるようになる.
7) gnuplotを用いてグラフを作成することができる.
8) 画像ファイルの種類と特徴を理解し,適切に使えるようになる.
9) 自らのアイデアをプレゼンテーションするスキルを身につける.
10) 情報倫理の概念をを理解し,セキュリティレベルの高いPC利用ができる.
11) インターネットから収集した情報を,図解を用いて整理する知識を得る.
12) Rを用いて初歩的なデータ処理ができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 各種課題レポートをすべて提出し,その内容で評価する.期末試験の成績は基礎点に加算して評価する.一定回数以上欠席した場合は再受講.なお,詳しい評価基準は,第1回目の授業の際に説明する
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

反転授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 アンケート調査を行うなど,学生の習熟度に合わせて毎回の授業内容を検討する.
教科書 教科書:PPTやプリントを配布する。
参考書
オフィスアワー 毎週金曜日12:00~13:00,18:00~19:0
伊藤良栄(303室)
受講要件 毎回,ノートパソコンを使用する.第1回目の授業には,1)ノートパソコン,2)ACアダプタの2つを必ず持参すること.なお,講義に必要なパソコンの性能は,入学手続き時に配布した資料「講義用ノート型パソコン必携のお願いとお知らせ」に説明されているので,よく確認しておくこと.
予め履修が望ましい科目
発展科目 データサイエンスⅡ
その他 生物資源学部共生環境学科の農業土木学教育コースのJABEE科目に指定されている.

第3・9回の授業は杉浦、堀川、白井(総合情報処理センター教員)が担当します。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15996
キーワード 情報の「収集・整理・共有・分析・表現」力,セキュリティに対する意識,文書作成,数値データ整理,図解を利用したプレゼンテーション,情報倫理,情報検索,データサイエンス,デジタル化社会
Key Word(s) Collection, arrangement, sharing, analysis and presentation of information, Security consciousness, Document writing, Arrangement of numeric data, Graphic presentation, Information ethics, Information retrieval, Data Science, Digital Society
学修内容 1 現代社会とデータサイエンス
データサイエンスの概要説明.授業概要説明.パソコンの基本設定を行う.無線LANを使った大学LANネットワークへ接続する.Moodle登録.初歩の情報倫理(ID管理,禁止行為など諸注意)
2 コンピュータ・情報通信技術の基礎
高校の「情報」の復習.(2進数,n進数,ネットワークの仕組みなど)、キータイピング練習.モバイルLAN,学生用メールの説明.アンケート、課題提出練習.
3 信頼できるデータの収集
セキュリティ・ネチケットおよびパソコンOSの脆弱性に関する説明を受ける.
4 データリテラシー(電子メール)
ビジネスメールのマナー.メーラー(Thunderbird)の使い方.
5 データリテラシー(文書作成)
指定された書式で,文書を作成する.特に,理系の文書で必要な数式の入力ができるようになる.
6 データリテラシー(表計算1)
与えられた数値データを,指定された方法で加工する.指定されたグラフを作成する.
7 データリテラシー(表計算2)
数値データに合わせて目的に適したグラフを選択することを知る.
8 データ・AIを扱う上での留意事項
インターネットを利用した情報収集と情報の質や安全性の見分け方.
9 データを守る上での留意事項
情報倫理,情報セキュリティ.
10 データリテラシー(プレゼンテーション1)
プレゼンテーションソフトを使って図解をする.画像の種類を理解し,適切に使えるようになる.
11 データの可視化
フリーソフト(gnuplot)を使って綺麗なグラフや図を作成する.
12 統計分析基礎
Excelを使った統計計算.
13 ソフトウェア(R)を用いたデータ処理1
R関連ソフトのインストールと設定.例題の実行.
14 ソフトウェア(R)を用いたデータ処理2
気象データを用いたRの活用とグラフ画像出力.
15 データリテラシー(プレゼンテーション2)
整理した情報や自分のアイデアを,聴衆にプレゼンテーションする.


講義の順序などは変更することがあります。
事前・事後学修の内容 パソコン(ACアダプタも)の準備.
大学ネットワーク統一アカウントの利用.大学無線LANの活用.
MS Office製品,ウィルス対策ソフト,電子メールソフトのインストール.
高校の情報で習った内容のおさらい(デジタルとアナログ,ネットワーク,セキュリティ等)
情報検索とプレゼンテーション課題.
タイピング練習課題.
情報倫理を理解し,意識する.
Word,Excel課題を通して,文章作成訓練.
情報検索とプレゼンテーション課題.
フリーソフトの活用
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

Copyright (c) Mie University