三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築設計・計画
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
建築学科
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 建築図学
けんちくずがく
Architectural Graphics
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 水曜日 9, 10時限; 木曜日 9, 10時限
前期は木曜5コマ、後期は水曜5コマです。
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部院生棟4階アトリエ

担当教員 ○大井 隆弘(工学部建築学科)

○OHI Takahiro

実務経験のある教員 (大井隆弘)過去にフリーランスとして複数のリノベーション設計、建築物の3Dグラフィック、その他ペーパーアイテムのデザイン等を手掛けている。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 建築の学習において、立体図形の把握と表現は、最も重要な基礎能力である。この科目では、各種投影図法に関する講義と、建築図面の制作演習を密接に結び付け、この能力を修得する。図面の美的構成法、制作作業の時間配分などについても、実践を通じて体得する。さらに、三次元図形問題の図的解法について学習する。この点についての修得度については、試験で評価する。
学修の目的 建築学の実務ならびに学習において必須とされる、3次元立体図形の図面表現および把握方法を修得し、それを運用できる能力を獲得することを目的とする。
学修の到達目標 各種投影図法を用いて立体図形の把握と表現が出来る。建築図面の制作方法(ハードラインの図面、構図の美的構成法、制作作業の時間配分など)を習熟する。三次元図形問題の図的解法を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 全課題提出のあった学生を成績評価の対象とする。成績評価は、すべての提出物の成績(それぞれ100点満点)にもとづき、即日演習の平均点に20%、課題の平均点に50%、試験成績に30%を乗じ、合計得点が60点以上の学生を合格とする。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 演習課題、説明資料、出題課題などは、すべてムードルに掲載する。
受講生からのコメントを歓迎する。
教科書 フランシス・D・K・チン(太田邦夫訳):建築製図の基本と描きかた、彰国社 (古書で構わない)
具体的な課題等はプリントを配布する。
参考書 課題に応じて演習中に紹介する。
オフィスアワー 研究室にて随時対応可。電子メールも随時受付可(大井:takahiro.ohi@arch.mie-u.ac.jp)
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 建築設計製図Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=4562
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8624
キーワード 投影図法、描法、製図法、立体幾何学
Key Word(s) Graphic, Drawing, Projection, Sketching, 3D Geometry, Perspective
学修内容 授業計画(前期)
第1回 :製図用具の説明・建築図法概論
第2回 :スケッチの技法(即日課題a)
第3回 :ハードラインの製図法(即日課題b)
第4回 :正投影図法/副投影の講義・演習(即日課題c・課題1出題:RC木混構造トレース)
第5回 :建築図面(平・立・断)の描画方法
第6回 :模型を用いた建築図面の把握(課題2出題:断面模型)
第7回 :正投影図法/副投影に関する構図および図面・模型表現(課題1・2指導)
第8回 :斜投影図法の講義(課題3出題:斜投影図)
第9回 :斜投影図法の演習(即日課題d)
第10回:軸測投影図法の講義(課題4出題:軸測投影図)
第11回:軸測投影図法の演習(即日課題e)
第12回:軸測投影図法に関する構図および図面表現(課題1・2指導)
第13回:陰影の講義・演習(即日課題f)
第14回:反射の講義・演習(即日課題g)
第15回:課題1・2・3・4講評
定期試験

授業計画(後期)
第1回 :透視図法の講義(課題1・2出題:内外透視図)
第2回 :透視図法の演習(即日課題a:外部)
第3回 :透視図法の演習(即日課題b:内部)
第4回 :透視図に関する構図および図面表現(課題1・2指導)
第5回 :建築図面(平・立・断)の描画方法(課題3出題:S造またはW造トレース)
第6回 :構造模型を用いた建築図面の把握(課題4出題:S造またはW造構造模型)
第7回:模型の制作と図面表現(課題3・4指導)
第8回 :点視・線視・実長・実形の講義
第9回 :点視・線視・実長・実形の演習(即日課題c)
第10回:展開図・立体の相関に関する講義
第11回:展開図・立体の相関に関する演習(即日課題d)
第12回:斜投影図・軸測投影図・透視図に関する講義
第13回:斜投影図・軸測投影図・透視図に関する演習(即日課題e)
第14回:図法毎の陰影に関する講義・演習(即日課題f)
第15回:課題1・2・3・4講評
定期試験
事前・事後学修の内容 各即日演習の完全な理解を求める。また、課題1〜4の制作に取り組む。三次元図形幾何学の図的解法については、問題を配布するので、各自解き、完全に理解して試験に臨むこと。
事前学修の時間:    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University