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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築生産
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 【遠隔】建築生産Ⅱ
けんちくせいさんⅡ
Building Construction II
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 7, 8, 9, 10時限
隔週開講
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 建築棟1番教室

担当教員 小林秀実(非常勤講師)

KOBAYASHI, Hidemi

実務経験のある教員 ゼネコンに勤務し,建築施工管理業務に従事。
建築生産計画の基本事項と、建築生産の最新の方法について解説を行っている。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 計画から保全までの流れの中で、建築物の構造体を構成する部分の位置づけと工事の流れ、各工事における手順・作業方法と、技術的な取り決め・確認検査方法を学習することにより、建築生産計画の基本事項と、より上流の設計計画における生産設計力を養成する。又、変わりつつある建築生産の最新の方法について学習する。建築に携わる者に必要な、躯体に関しての基本となる知識の習得を主な狙いとする。
学修の目的 建築上部構造についての生産計画の基本事項を理解し、より上流の設計計画において生産設計できる能力を身につける。同時に、施工における構造の品質確保の為の基礎知識の習得を目指す。
学修の到達目標 鉄筋・型枠・コンクリート・鉄骨の各工事と鉄骨構造における各種の外壁に対し、現場の監理者・管理者に必要と思われる、各作業の流れと具体的作業内容、品質基準・事前計画・検査方法とその時期・合否判定等に関する基本が理解できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席点(授業に対する取り組み姿勢)を40点、期末試験を60点の総計100点を満点とし、60点以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 初回の授業で,目的,到達目標,成績評価の方法と基準などを説明し,位置づけの明確化に努める.授業評価アンケートに基づく改善を行う.
教科書 書名:イラスト建築生産入門
著者:一般社団法人 日本建設業連合会
出版会社:彰国社
参考書 建築施工を学ぶ(理工図書)
オフィスアワー 質問等は毎回提出のアンケート用紙に記入のこと。または、川口教員(jkawa@arch.mie-u.ac.jp)を通じて連絡のこと。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 鉄骨構造,鉄筋コンクリート構造,建築構造材料
発展科目 建築生産Ⅲ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 躯体工事概論,鉄筋工事,型枠工事,コンクリート工事,鉄骨工事,工事管理
Key Word(s) Overview of frame work, Steel reinforcement work, Form work, Concrete work, Steel work, Construction management
学修内容 作業工程にそって、個々の作業の写真・ビデオ等により、作業の手順・方法・内容に対する理解を深めると共に、JASSに基づき、各作業についての仕様・品質基準・検査と合否判定他の理解を深める。又、建築士取得を意識し、関連する演習問題もこなす。
講義内容は以下の通り。
1. 基本知識(計画から着工・竣工・保全までの流れ、躯体工事の手順)
2. 鉄筋工事(材料・加工図・加工・組立)
3. 鉄筋工事(圧接・検査・その他継ぎ手・鉄筋先組工法・省力化)
4. 型枠工事(型枠の基本、材料、組立手順、コンクリート寸法図、型枠の構造計算)
5. 型枠工事(型枠の解体・各種型枠と省力化工法)
6. コンクリート工事(必要性能・材料)
7. コンクリート工事(配合・試験)
8. コンクリート工事(打設・打設後の養生・各種コンクリート)
9. 鉄骨工事(工事の流れ・材料・工場選定・工作図・切断・曲げ・穴あけ)
10. 鉄骨工事(組立・溶接・検査)
11. 鉄骨工事(建て方・高力ボルト接合・検査)
12. 鉄骨工事(デッキプレート・耐火被覆)
13. 鉄骨構造における外壁(カーテンウォール、ALC、他)
14. 新しい建築生産:工事現場見学
15. 工事管理:工事現場見学
16. 試験
事前・事後学修の内容 <予習>参考書により、各作業内容を理解する。前回の授業内容までの流れを確認する。
<復習>配布プリントを再読し、理解すること。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:60分/回

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