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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部建築学科/総合工学科建築学コース ・専門教育
建築設計・計画
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
学科必修
授業科目名 日本建築史
にほんけんちくし
Japanese Architectural History
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ARCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 大井 隆弘 (工学部建築学科)

OHI,Takahiro

実務経験のある教員 (大井隆弘)自治体、団体と協力し、文化財建造物を中心とした実測調査等を実施している。また、過去にフリーランスとして複数のリノベーション設計、建築物の3Dグラフィック、その他ペーパーアイテムのデザイン等を手掛けている。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 文化財に関する制度と三重県内の状況を確認した上で、日本建築の構造と基礎概念を、中国や韓国など関連性の強い地域との比較を行いながら学ぶ。更に種々の具体例をもとに、日本建築の特質がどのように形成され、また変化していったのか理解を深め、建築に対する洞察力を養う。
学修の目的 日本建築の構造、各時代の主要建築、歴史的な流れや技術・意匠の特色に関する知識を、身近な事例とともに習得すること。
学修の到達目標 日本建築の構造、各時代の主要建築、歴史的な流れや技術・意匠の特色について、代表的事例はもちろんのこと、三重県内の身近な事例を用いて説明できること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 文化や社会の発展について、歴史的に理解し、説明できる。地球的視点に立ち、文化や社会の多様性について理解し、説明できる。【広い分野】
 建築家あるいは建築技術者を対象とした技術者倫理に関する知識を持ち、説明できる。専門科目の演習を通じて、倫理的判断の態度を身につける。【技術者倫理】
 建築学の基礎となる数学・自然科学・情報技術の基礎知識を持ち、応用できる。計画・環境設備・構造・生産の専門知識を持ち、データを分析し、適切に説明できる。【専門的能力】
 論理的な記述能力、学習したことを発表、討論できる日本語能力を身につける。専門英語の基礎知識をもち、英語による基本的なコミュニケーション能力を身につける。【コミュニケーション能力】
 与えられた課題に対して、社会のニーズ、予想される問題を把握し、建築学的な解決策を設計できる。自発的で継続的な学習の方法と態度を身につける。設計製図などの演習を通じて、グループワークの方法と態度を身につける。【デザイン能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 小テスト40%、期末試験を60%、計100%とする。
60%以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業内容、教材、学生の参加方法等について、見直しを行っていく。
教科書 日本建築史図集(日本建築学会編,彰國社)
参考書 【建築史全体】建築と都市の歴史(光井渉・太記祐一,井上書院)
【構法の視点】日本の伝統木造建築―その空間と構法(光井渉,市ヶ谷出版社)
オフィスアワー 明確に時間を設定することはできないが、授業開始時にこれを補う方法について説明する。学生諸君が授業の理解を深めるため、積極的に連絡を取ることを歓迎する。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=292
キーワード 日本・建築史・木造建築・寺院建築・神社建築・住宅建築
Key Word(s) Japan・architectural history・wooden architecture・temple architecture・shirine architecture・dwelling architecture
学修内容 01)文化財制度と三重県の状況
02)基礎と柱
03)軸部と組物
04)屋根構造
05)床・天井・間仕切と細部意匠
06)飛鳥・奈良時代における中国系建築の導入
07)飛鳥・奈良時代の寺院建築の主要堂塔
08)神社建築
09)平安・鎌倉時代の浄土教・密教寺院建築
10)鎌倉時代の新様式ー大仏様と禅宗様
11)城郭建築
12)書院造
13)民家と町並
14)欧米系建築技術の導入と建築の近代化
15)近代の住宅と私たちの暮らし
16)試験
事前・事後学修の内容 授業に関連する箇所を教科書に指定した日本建築史図集(日本建築学会編、彰國社)で確認する。参考書の購入は任意とする。
社会状況等を踏まえた上で、休暇等を利用して、授業に関連する建築の見学を行うこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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