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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・基礎教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次 工学部総合工学科機械工学コース1年 |
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授業科目名 | 基礎微分積分学Ⅱ | |
きそびぶんせきぶんがくに | ||
Introduction to Engineering Mathematics (Derivative and Integral) II | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | libr-fndt-MATH1522-003
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 工学部 | |
担当教員 | 吉川 高正(工学研究科) | |
YOSHIKAWA, Takamasa | ||
実務経験のある教員 | 吉川 高正:硝子メーカーに勤務し,製造・加工装置の設計および生産技術開発を担当.専門教育科目との関係性を示すとともに,生活実感や将来的な技術業務を例示することで,ツールとしての微分積分の習熟を促す. | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 多くの自然現象は微分方程式であらわされ,積分により解析される.エンジニアの使命は自然現象を利用し,技術によってよりよい社会を築き上げることである.この科目では,技術を構築するために必須となる微分・積分を自由・自在に扱えるようにトレーニングすることが目的である.機械工学のカリキュラムにおける「○○力学」や工業数学をはじめ,非常に多くの専門教育科目で必須となる数学的知識のうち,基礎的な微分・積分学を扱う. |
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学修の目的 | 機械工学の数多くの専門教育科目を修得するために必須になるので,要所に応じて微分・積分の計算技術を発揮できるようになることが目的である. 高校教育課程(数学Ⅱ,Ⅲ)の復習に始まり,専門教育科目の工業数学などを理解するための基礎的な知識と計算スキルを修得,習熟することが目標である. |
学修の到達目標 | ● 生活実感にもとづく現象,工学的技術および専門教育科目との関連を理解し,スキルの習熟の必要性を理解できるようになる. ● 微分・積分の基礎的な計算スキルに習熟し,基礎関数の微分・積分計算を難なく使いこなせるようになる. ● 基礎関数の計算技術をもとに,専門教育科目(工業数学)の基礎としての発展的な積分法に応用できるようになる. ● 微分・積分法の基本的概念(イメージ)にもとづいて,記憶だけに依存しない計算スキルを発揮できるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末試験の得点を10点満点評価し,6以上を合格とする. ただし,講義後に行うすべての演習問題について,正答を示したレポートの提出を定期試験の受験資格とする.レポートは,訂正したものを可とする. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 科目の重要性を理解するために,生活実感にもとづく科学現象や将来的なエンジニアリング業務における相関や,2年次以降の専門教育科目との関連性を明示する. 科学現象と基本的概念との関係を視覚的に示し,理解をうながす. 講義直後に演習を行い,講義内容の理解と計算スキルの習熟をうながす. |
教科書 | |
参考書 | 押川元重,坂口紘治,改訂版 基礎微分積分 (培風館) Drill for Mechanical Engineering Volume 2 (Mie University Press) 高等学校等で利用した数学Ⅱ,数学Ⅲの教科書・参考書 |
オフィスアワー | 後期 毎週水曜日 14:30~16:10(講義後) 工学部 2号館(機械創成棟) 2F 2207室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 基礎微分積分学Ⅰ |
発展科目 | 機械工学コースにおける,「力学」および「数学」が付された科目(例 材料力学,工業数学など)について,本授業内容が基礎として直結している.さらに,制御,計測,設計など,工学にかかわる数多くの科目でスキルとして使用される. |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=7812 |
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キーワード | 微分・積分 |
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Key Word(s) | differential and integral calculus |
学修内容 | 第1回 導関数と基礎的な微積分 第2回 合成関数の微分 第3回 指数関数・対数関数の微分(1) 第4回 指数関数・対数関数の微分(2)対数関数を用いた微積分の計算法 第5回 置換積分法 第6回 三角関数の微分・積分 第7回 積・商の形式をもつ関数の微分・積分 第8回 級数展開による近似 テイラー展開とマクローリン展開 第9回 積分法の応用(1)曲線の弧の長さ 第10回 積分法の応用(2)基礎的な面積・体積 第11回 多変数関数の導入 三次元立体 第12回 積分法の応用(3)立体の体積・二重積分法 第13回 偏微分 2変数関数の微分 第14回 積分法の応用(4)表面積算出の一般化 第15回 工学における積分法の応用 |
事前・事後学修の内容 | 各回の講義終了後,講義内容に即した演習問題を解き,理解度および習熟度を各自チェックします. また,事後学修として,各回ごとの講義内容をノート,参考書をもとに確認し,特に自力で解答できなかった演習問題については,正答に達するようにしてください. 事前学習として,講義日までに, 高校数学Ⅱのテキスト・参考書を用いて, 第1回 導関数の復習 第2回~第7回 各種関数と微分の復習 第8回~第12回 各種関数の不定積分および定積分の復習 を行っておいてください. なお,定期試験前に全演習問題について導出過程も含めて正答できるように復習してください. |
事前学修の時間:30分/回 事後学修の時間:60分/回 |