三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農業生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目(農業生物コース)
授業科目名 作物学
さくもつがく
Crop Science
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2131-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 梅崎 輝尚(生物資源学部資源循環学科)

UMEZAKI, Teruhisa

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 人間が生きていくためには安全な「食べ物」が持続的に生産・供給されなければならない.本講義では,穀類,マメ類,イモ類など食糧用の資源作物の生態・形態・機能などの諸特性,それらを利用した生産技術,ならびに生産に伴う環境への負荷等について学習します.この講義は生物資源学部のディプロマポリシーである科学的で論理的な思考を修得することを目指します.
学修の目的 資源作物の諸特性と生産技術の学習を通して陸圏生物生産学の基礎と応用を修得することを目指します.
学修の到達目標 1.身近に存在する資源作物の諸特性について基礎的知識を得る(知識)。
2.資源作物の作物化や農耕の起源について知識を得る(知識)。
3.基礎的な作物生産技術の原理と発展について学び、現在に至る技術の変遷を知り、現場において活用出来るようになる(技能).
4.作物生産と環境との関わりについて広い視野をもった考えが出来るようになる(態度)。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
生物圏生命科学科プログラム-JABEE学習・教育目標との対応:D(◎)
H25年度入学生にはこの項目は適用しない(ただしH25年度3年次編入生には適用)
成績評価方法と基準 対面授業の場合は期末試験(80%)、講義ごとのレポート(20%),
オンライン授業が中心となる場合はレポート(100%)で
学んだ知識の確認と自ら調べて得た知識について評価します.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 理解を助けるため、講義対象作物の実物や資料を充実させる。
教科書 作物学総論(堀江武ほか 著,朝倉書店)
参考書 作物学(今井勝・平沢正 編,文栄堂)
作物学各論(石井龍一ほか 著,朝倉書店)
オフィスアワー 火曜日 12:10〜12:50,生物資源学部棟358号室または362号室
受講要件 特になし,但し,食用作物学,工芸作物学は本講義の受講を前提として開講されるので,これらの受講希望者は本講義を受講しておくことが望ましい.
予め履修が望ましい科目 生理学
発展科目 食用作物学,工芸作物学,農業科学実験演習,卒業研究
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 ガイダンス
授業時間内の学修内容 講義の概要と進め方、評価方法について詳しく説明します。また、講義で使用する教科書、参考書について案内します。
キーワード(Key Word(s)) 作物学(Crop science)
事前学修の内容 教科書を準備して「序」を読み、学修する内容を確認しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第2回 概要 農業および作物と人類
授業時間内の学修内容 農耕の始まり・発達と文明の発展(食糧生産、環境形成、社会組織、食文化、精神文化の発展)
キーワード(Key Word(s)) 食文化(Food culture)、人類社会(Human society)、農耕(Agriculture)、文化(Culture)、文明(Civilization)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第3回 概要 作物の起源と進化(1)
授業時間内の学修内容 野生植物の栽培化と作物の起源地
キーワード(Key Word(s)) 遺伝子中心仮説(Gene center hypothesis)、起源中心地(Center of origin)、作物化(Domestication)、
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第4回 概要 作物の起源と進化(2)
授業時間内の学修内容 作物の進化
キーワード(Key Word(s)) 作物生産(Crop production)、収穫指数(Harvest index)、収量(Yield)、品種改良(Breeding)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第5回 概要 人口の増加と食糧
授業時間内の学修内容 作物生産と人口扶養力および人口と食糧の関係
キーワード(Key Word(s)) 穀物生産(Field crop production)、人口爆発(Population explosion)、人口扶養力(Carrying capacity)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第6回 概要 作物生産と環境問題(1)
授業時間内の学修内容 作物生産と地域生態系
キーワード(Key Word(s)) 気候緩和(Climate mitigation)、作物生産(Crop production)、水資源の供給(Water resource supply)、大気浄化(Air purification)、地域生態系(Local ecosystem)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第7回 概要 作物生産と環境問題(2)
授業時間内の学修内容 地球環境問題と作物生産
キーワード(Key Word(s)) 温室効果ガス(Greenhouse effect gas)、作物生産(Crop production)、酸性雨(Acid rain)、持続的農業(Sustainable agriculture)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第8回 概要 作物の種類と分類(1)
授業時間内の学修内容 用途からみた作物の分類、食用作物の分類
キーワード(Key Word(s)) イモ類(Tuber crop)、禾穀類(Cereal crop)、食用作物(Food crop)、マメ類(Pulse crop)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第9回 概要 作物の種類と分類(2)
授業時間内の学修内容 繁殖様式による分類、日長反応での分類
キーワード(Key Word(s)) 栄養繁殖作物(vegetatively propagated crop)、自家受粉作物(self-pollinated crop)、日長反応性(Photoperiodism)、他家受粉作物(Cross-pollinated crop)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第10回 概要 品種分化と品種改良(1)
授業時間内の学修内容 品種の定義と品種分化
キーワード(Key Word(s)) 系統(Line)、農業形質(Agricultural character)、品種(Variety, Cultivar)、品種改良(Breeding)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第11回 概要 品種分化と品種改良(2)
授業時間内の学修内容 品種改良
キーワード(Key Word(s)) 交配(Crossing)、雑種強勢(Heterosis, Hybrid vigour)、品種改良(Breeding)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第12回 概要 品種の特性(1)
授業時間内の学修内容 収量性、早晩性
キーワード(Key Word(s)) 晩生(Late maturing)、収穫指数(Harvest index)、収量(Yield)、生育期間(Growth period)、早生(Early maturing)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第13回 概要 品種の特性(2)
授業時間内の学修内容 環境への適応性
キーワード(Key Word(s)) 耐虫性(Insect resistance)、耐病性(Disease resistance)、耐冷性(Cold tolerance)、適応性(Adaptability)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第14回 概要 持続的な作物生産技術(1)
授業時間内の学修内容 土地利用と作付体系
キーワード(Key Word(s)) 作付体系(Cropping system)、輪作(Crop rotation)、連作障害(Continuous cropping hazard)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄
第15回 概要 持続的な作物生産技術(2)
授業時間内の学修内容 集約的持続農業と粗放的持続農業
キーワード(Key Word(s)) 持続的農業(Sustainable agriculture)、生産技術(Production technology)、低投入持続型農業(Low input sustainable Agriculture)、焼畑農業(Slash-and-burn agriculture)
事前学修の内容 教科書「作物学総論」の該当部分を読んで、予習しておいてください。
事前学修の時間 60分
事後学修の内容 授業終了後に授業の復習を行い、Moodleコースに授業の内容の概要や感想を提出してください。
事後学修の時間 180分
自由記述欄

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