シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2022 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | アジア・オセアニアの思想D | |
あじあ・おせあにあのしそうでぃー | ||
Asian and Oceanian Philosophy D | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2120-011
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
|
授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 久間泰賢 | |
Kyuma, Taiken | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15281 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | アジア地域の思想と文化に広く影響を及ぼした仏教について学習する. |
---|---|
学修の目的 | 大乗仏教の根本的諸概念とその思想史的展開について概観する. |
学修の到達目標 | 仏教思想,特に大乗の教理についての基礎知識の習得を目指す. |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 期末レポート70%+平常点30% ※オンライン授業になった場合は変更する可能性あり. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 授業の中でコピーを配布する. |
参考書 | 授業の中で適宜指示する. |
オフィスアワー | 授業に関する詳細な質問等は,「木曜5・6時限」の間に「久間研究室(教養教育2号館2階)」にて受け付ける.ただし必ず事前に申し出ること. |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | アジア・オセアニアの思想C(前期開講) |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 大乗仏教概論 |
---|---|
Key Word(s) | Introduction to Mahayana Buddhism |
学修内容 | インドにおいて成立し,東アジア世界に大きな影響を及ぼした仏教とは本来どのような特質を有しているのか.東洋思想を学ぶ際に避けることのできない仏教についての基本的知識を獲得してもらうために,いくつかの根本概念を取り上げて,その思想史的な展開をたどりつつ概説する. 後期は,前期の授業内容を踏まえ,大乗仏教の教理について概説を行う.また,以上の学説の説明をひととおり終えた後に,後期インド仏教において様々な仏教学説の総合化・体系化がどのように行われたのかという点についても,最新の研究を紹介しながら論ずる予定である. 初期仏教の教理に関する基礎的知識が必要となるため,前期・後期続けての受講が望ましい. 第1回 導入:「大乗」という概念 第2~3回 大乗仏教の起源:教理史的方法論について 第4~5回 大乗仏教の起源:教団史的方法論について 第6~7回 大乗仏教の起源:最近の研究動向 第8~9回 中観思想:言語と真理との関係 第10~11回 唯識思想:外界の実在性はどのように否定されるのか 第12~13回 密教思想:密教思想はなぜ優れているのか 第14~15回 総括:後期インド仏教における仏教学説の総合化について |
事前・事後学修の内容 | 初回においては,「菩薩」「六波羅蜜」など,大乗仏教の基本的術語について,事前に各自で調べておくことが求められる. 第2回以降は,各回に取り上げる個々の概念について事前に調べておくこと.また,事後には配付資料と併せて授業内容を再度復習しておくこと. 学期末の成績評価に備えて,各回のポイントをその都度まとめておくとよい. |
事前学修の時間:90分/回 事後学修の時間:150分/回 |