三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)分子素材工学専攻
領域 主領域 : F
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 無機反応化学特論
むきはんのうかがくとくろん
Reactivity of Inorganic Materials
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-INAN-5
開放科目     
開講学期

前期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 今西 誠之(工学研究科分子素材工学専攻)

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 無機固体物質の反応の基礎を学ぶ。
無機固体の化学反応には結晶化、相転移、拡散などがあり、これらの上に材料合成というプロセスが成り立っている。本特論ではまず結晶化反応に重点をおいて、核形成反応と結晶成長過程を教授する。固体を扱う学問はその系統的な整備は比較的新しくなされたものである。ホットな話題も入れて、無機固体反応の概観を行いたい。
(Course description)
The lecture is to learn the basics of the reaction of inorganic solid substances.
Chemical reactions of inorganic solids include crystallization, phase transition, diffusion, etc., and the process of material synthesis is based on these reactions. Here, the nucleation reaction and the crystal growth process are first lectured with emphasis on the crystallization reaction. Chemistry of solids is a relatively new field. An overview of inorganic solid reactions will be given, including some hot topics.
学修の目的 Learning objectives
学修の到達目標 無機固体の反応は、複雑な要素が絡み、きれい事では説明できない部分が多い。しかし、基本をまず理解することがより複雑な反応を解きほぐす上で重要になってくる。固体の析出反応がどのような原理に従って進むのかを学習する。その一方で、そのような、教科書どおりには進まないのが、無機反応の分野であることを理解し、泥臭い試行錯誤が新しい進歩につながることを理解する。
(Achievements)
The reaction of inorganic solids involves complicated elements, and there are many cases that cannot be simply explained. Understanding the basics first becomes important in unraveling more complex reactions. Students will learn what principle the solid precipitation reaction proceeds according to. On the other hand, they will also understand that it is the inorganic reactions that does not always go according to textbooks, and that the continuous trial and error leads to new progress.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 提出課題で評価
(Grading policies and criteria)
Evaluation of homework
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生の授業評価アンケートは参考にする。
(Ideas for improving classes)
Improve by referring to the student's class evaluation questionnaire
教科書
参考書 ウエスト固体化学入門(講談社)
(Reference materials)
WEST, Basic Solid State Chemistry
オフィスアワー 毎週木曜日12:00~13:00
(Office hour)
Every Thursday 12:00~13:00
受講要件 特になし
(Prerequisites)
Nothing in particular
予め履修が望ましい科目 固体化学特論
(Courses encouraged to take in advance)
Solid State Chemistry
発展科目
その他 英語対応授業である。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 格子欠陥、拡散、結晶成長、相転移、インターカレーション反応
Key Word(s) Lattice defect, diffusion, crystal growth, phase transition, intercalation
学修内容 第1-3回 核形成
第4-6回 結晶成長
第7回 エピタクシー
第8-10回 状態図
第11-13回 拡散過程
第14,15回 無機固体合成

(Course contents)
No. 1-3rd nucleation
No. 4-6th crystal growth
No. 7th epitaxy
No. 8-10th phase diagram
No. 11-13th diffusion process
No. 14 and 15th Inorganic solid synthesis
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University