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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
分子素材工学科
選択・必修 必修
授業科目名 分析化学
ぶんせきかがく
Analytical Chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-INAN-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 勝又 英之(工学部応用化学コース)

KATSUMATA, Hideyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 "化学"は、"物質が何か、どの程度含まれているか"から始まる。分析化学とはこれを調べる分野である。本講義では、分析化学の基礎理論を修得することを目的として、分析技術の基礎をなす水溶液系の化学反応について理論と機構を学習する。
学修の目的 水溶液の化学反応に関する計算の知識が深まる。
学修の到達目標 分析化学の基礎理論を修得し、分析技術の基礎をなす水溶液系の化学反応について理論と機構を理解・習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席率2/3以上を原則とし、授業中の中間テスト(30%)と期末試験の成績(70%)により総合的に評価する
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業中に学生の反応(理解度)を勘案しながら、授業後の学生の意見を参考にして、学生の授業評価アンケートの結果等も参考にし、授業の工夫、組み立て、説明を行う。さらに、授業に関する興味深い話題や知識を盛り込んで授業を進める。
教科書 定量分析化学(鳥居、康共訳、培風館)
参考書 分析化学(齋藤、金子、勝又、オーム社)
オフィスアワー 火曜日12:00~12:50 分子素材工学棟4階3414室
受講要件
予め履修が望ましい科目 化学基礎I、化学基礎II
発展科目 資源利用化学
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 分析化学 定量分析化学 化学平衡 酸塩基滴定 錯生成反応  
Key Word(s) Analytical chemistry, quantitative analytical chemistry, chemical equilibrium, acid-base titration, complex formation reaction
学修内容  記述してある章は、教科書「定量分析化学(鳥居、康共訳、培風館)」を参照。

第1回  序論(第1章)
 分析化学とは

第2回  滴定分析(第3章)
 滴定法で用いられる化学量論的計算法の学習

第3回  重量分析(第4章)
 沈殿生成を伴う反応における化学量論的計算法の学習

第4回  化学平衡の基礎(第5章)その1
 酸塩基反応、沈殿反応、錯生成反応、酸化還元反応等の化学平衡概説を修得

第5回  化学平衡の基礎(第5章)その2
 酸塩基反応、沈殿反応、錯生成反応、酸化還元反応等の化学平衡概説を修得

第6回  酸塩基平衡(第6章)その1
 化学量論的計算・演習を通じて酸塩基平衡を理解する

第7回  酸塩基平衡(第6章)その2
 化学量論的計算・演習を通じて酸塩基平衡を理解する

第8回  酸化還元平衡(第10章)
 ガルバニセル、ネルンストの式、標準電位と平衡電位、見かけ電位等の酸化還元平衡の学習

第9回  第1回から第5回までの学習分野における到達度を中間
     テストを通じて演習する。

第10回  複雑な系の酸塩基平衡(第7章)その1     
 ポリプロトン酸、二つの酸の混合物の滴定

第11回 複雑な系の酸塩基平衡(第7章)その2     
 ポリプロトン酸、二つの酸の混合物の滴定

第12回 錯生成滴定(第8章)その1
 錯生成滴定について化学平衡、キロン滴定、錯化効果などの学習

第13回 錯生成滴定(第8章)その2
 錯生成滴定について化学平衡、キロン滴定、錯化効果などの学習

第14回 溶解平衡(第9章)その1
 沈殿滴定反応である溶解平衡の学習

第15回 溶解平衡(第9章)その2
 沈殿滴定反応である溶解平衡の学習
事前・事後学修の内容 本講義は化学の基礎である「分析化学」を完全にマスターさせるとの目的から、例題の解説に重点を置いて講義する。従って、受講生は予習として該当する講義範囲の問題(教科書「定量分析化学」の章末問題、「分析化学」の問題)を勉強してくること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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