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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | アメリカの民族と文化B | |
あめりかのみんぞくとぶんかびー | ||
Ethnology of America B | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2140-027
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 立川 陽仁(人文学部文化学科) | |
TACHIKAWA, Akihito | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | ムードルは https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=14974 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 北米の先住民の歴史、現代の生活を文献と講師のフィールドワークの成果から包括的に理解する。フィールドワークの成果を使用するので、北西海岸(カナダ太平洋沿岸)の先住民が中心となる。 |
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学修の目的 | 北米の先住民の歴史と現代の生活の概要を知ることができる。 |
学修の到達目標 | 北米の先住民が直面している困難と、それに対する先住民のたくましい対応が理解できる。 メディアで語られることと「真実」とが必ずしも一致しないこと、また、メディアで語られた「嘘」がときに「真実」に組み替えられてしまう現状を地域に関係なく理解できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末のテストをおこなうか、レポート(授業時間内)を課す予定。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | とくになし。 |
参考書 | 授業中に紹介。 |
オフィスアワー | 木曜日の7限以後、および研究室に電気がついている時間。 |
受講要件 | とくになし。 |
予め履修が望ましい科目 | 教養教育の文化人類学、アメリカの民族と文化A、文化人類学概論AB など。 |
発展科目 | アメリカの民族と文化演習(A~D) |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 北米の先住民、北西海岸 |
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Key Word(s) | Indigenous People of the North America, the Northwest Coast |
学修内容 | 第1回 オリエンテーション 第2回~第15回 以下の内容について概説する。 ・北米における先住民族集団の分布、先住民族集団の名称 ・伝統的な物質文化(何を食べ、何を着て、どこに住むのか) ・先住民アート ・北西海岸でのフィールドワーク ・ポトラッチ* ・現代の先住民の日常生活「いま先住民はどんな暮らしをしているか」 ・戦略的本質主義「先住民のウソにわれわれはどう対応するべきか」 ・世襲リーダーシップ「われわれ部外者は先住民社会の世襲チーフになれるのか」 ・現代の司法と社会「裁判で負け、世襲チーフであることを否定された男は、どう面目を維持しようとするのか」 ・先住民の現代の経済活動「どう現金を稼ぐのか」* ・近代化、グローバリズムと先住民「先住民はいかに近代という時代を乗り越えようとしたのか」* *印のものは、2時間かかる予定。 |
事前・事後学修の内容 | 本講義では、前半では北米先住民の暮らしと歴史が全般的に、後半では講師のフィールドワークの経験から北西海岸の先住民族の暮らしが紹介される。これをふまえ、事前学修と事後学修は以下のとおりになる。 事前学修: 事前に紹介されている参考文献などを使い、次回講義のテーマについてあらかじめ知識を得ておく。 事後学修: 講義中に紹介された文献、映画、動画などに実際にふれ、解説された内容を確認する。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |