三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・環境情報システム学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目(環境情報コース)
授業科目名 応用力学Ⅱ
おうようりきがくに
Stength of Materials Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-2231-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 王 秀崙(共生環境学科)

WANG Xiulun

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 強度計算に関する諸理論,特に,微分方程式による真直梁のたわみとたわみ角の解法,不静定梁の解析法,平等強さの梁の解析法,組合せ応力による最大主応力や最大せん断応力の求め方,ひずみエネルギーとカスティリアノの定理,柱の座屈荷重の求め方等を学習する。
「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「生きる力」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(2),(3),(5)の修得を目指す.
学修の目的 真直ばりの変形解析法,組合せ応力による軸の設計法を習得し,梁や軸の設計諸理論を理解する。また平等強さのはりの断面形状の決定やカスティリアノの定理を用いた不静定問題の解法およびオイラー式による柱の座屈荷重の求め方に関するスキルを身につける。
学修の到達目標 (知識)はりの変形、不静定ばりの支点反力の解法、平面応力状態の解析法、オーラ―式による座屈荷重の求め方を解釈できる。
(技能)複雑な荷重を受ける軸や梁の設計諸理論を応用でき,軸や梁を設計することができる。
(態度)授業を真面目に受講し、課すレポートを提出し、期末試験を必ず受ける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 3分の2以上出席した者を評価の対象とする.
(知識)はりの変形、不静定ばりの支点反力の解法、平面応力状態の解析法、オーラ―式による座屈荷重の求め方を解釈できることに30%を評価する。
(技能)複雑な荷重を受ける軸や梁の設計諸理論を応用でき,軸や梁を設計することができることに40%を評価する。
(態度)授業を真面目に受講し、課すレポートを提出し、期末試験を必ず受けることに30%を評価する。
合計が60%以上で合格。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 レポートをもって理解度を分析し,次回の授業に要点を説明し、理解を深める.
また、Moodleを利用し、講義資料、参考資料、演習問題解答例を掲載し、学生の事前学習や事後学習に提供する。
教科書 ポイントで学ぶ材料力学,西村 尚編著,丸善株式会社, 配布資料
参考書
オフィスアワー 水曜日の18:00~20:00、生物資源学部校舎416室
受講要件 応用力学Ⅰを履修したことを前提とする.
予め履修が望ましい科目 応用力学Ⅰ
発展科目 設計製図学Ⅰ,設計製図学Ⅱ,設計製図学演習Ⅰ,設計製図学演習Ⅱ
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8356
キーワード 曲げ応力、たわみ、たわみ角、不静定梁、組合せ応力、主応力、最大せん断応力、ひずみエネルギー、座屈荷重
Key Word(s) bending stress, deflection, deflection angle, mixture stress, main stress, maximum shearing stress, strain energy, buckling load
学修内容 1.曲げモーメントによる真直梁のたわみとたわみ角を求める微分方程式を導く.
2.片持ち梁のたわみとたわみ角の求め方を解説し,理解を深める.
3.単純支持梁のたわみとたわみ角の求め方を解説し,理解を深める.
4.不静定梁や固定梁の支持反力の求め方を,具体例を用いて説明できる.
5.各種断面形状を持つ平等強さの梁について解説する(その1).
6.各種断面形状を持つ平等強さの梁について解説する(その2).
7.組み合せ応力,平面応力状態において垂直応力とせん断応力の求め方を学習する.
8.モールの応力円,主応力や最大せん断応力の解法について解説する.
9.具体例を用いて,主応力や最大せん断応力による梁の断面形状を決定する.
10.各種荷重が作用する場合の真直ばりのひずみエネルギーの求め方を学習する.
11.カスティリアノの定理を解説する.
12.カスティリアノの定理を用いて不静定問題を解析する方法を学習する.
13.仮想荷重の使い方を学習する.
14.不静定問題の解き方の比較.
15.オイラー式による細長い柱の座屈荷重の解析法を解説する。
16.期末試験
事前・事後学修の内容 第1回授業の事前学習内容:真直梁のたわみとたわみ角を求める微分方程式の導き方を予習する。
第1回授業の事後学習内容:真直梁のたわみとたわみ角の解析法を応用して演習問題を解答する。
第2回授業の事前学習内容:片持ち梁のたわみとたわみ角の求め方に目を通す。
第2回授業の事後学習内容:片持ち梁のたわみとたわみ角に関する演習問題を解答する。
第3回授業の事前学習内容:単純支持梁のたわみとたわみ角の求め方に関する内容を読む。
第3回授業の事後学習内容:単純支持梁のたわみとたわみ角に関する演習問題を解答する。
第4回授業の事前学習内容:不静定梁や固定梁の支持反力の求め方に目を通す。
第4回授業の事後学習内容:不静定梁や固定梁の支持反力の求め方を応用し,演習問題を解答する。
第5回授業の事前学習内容:各種断面形状を持つ平等強さの梁の設計に関する内容を読む。
第5回授業の事後学習内容:各種断面形状を持つ平等強さの梁に関する演習問題を解答する。
第6回授業の事前学習内容:平等強さの梁の変形に関する内容を読む。
第6回授業の事後学習内容:平等強さの梁の変形に関する演習問題を解答する。
第7回授業の事前学習内容:組み合せ応力状態において垂直応力とせん断応力の求め方に関する内容を読む。
第7回授業の事後学習内容:組み合せ応力状態に関する演習問題を解答する。
第8回授業の事前学習内容:モールの応力円,主応力や最大せん断応力の解法に関する内容を読む。
第8回授業の事後学習内容:モールの応力円,主応力や最大せん断応力に関する演習問題を解答する。
第9回授業の事前学習内容:主応力や最大せん断応力による梁の断面形状の決定に関する内容を読む。
第9回授業の事後学習内容:主応力や最大せん断応力による梁の断面形状の決定に関する演習問題を解答する。
第10回授業の事前学習内容:真直ばりのひずみエネルギーの求め方に関する内容を読む。
第10回授業の事後学習内容:真直ばりのひずみエネルギーの求め方に関する演習問題を解答する。
第11回授業の事前学習内容:カスティリアノの定理をに関する内容を読む。
第11回授業の事後学習内容:カスティリアノの定理に関する演習問題を解答する。
第12回授業の事前学習内容:カスティリアノの定理を用いて不静定問題を学習する.
第12回授業の事後学習内容:カスティリアノの定理を用いて不静定問題を解答する。
第13回授業の事前学習内容:.仮想荷重の使い方に関する内容を読む。
第13回授業の事後学習内容:.仮想荷重の使い方に関する演習問題を解答する。
第14回授業の事前学習内容:不静定問題の解き方の比較に関する内容を読む。
第14回授業の事後学習内容:不静定問題の解き方の比較に関する演習問題を解答する。
第15回授業の事前学習内容:オイラー式による細長い柱の座屈荷重の解析法に関する内容を読む。
第15回授業の事後学習内容:オイラー式による細長い柱の座屈荷重の解析法に関する演習問題を解答する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University