シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2022 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
|
選択・必修 | 選択必修 |
|
授業科目名 | 地域看護学対象論 | |
ちいきかんごがくたいしょうろん | ||
Community Health Assessment | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | medc-nurs-COMM5301-001
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
|
開講時間 |
金曜日 3, 4時限 ※教員と学生の相談により開講時間を変更する場合がある。 |
|
授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | グループ学習室 | |
担当教員 | 西出りつ子(医学系研究科 看護学専攻)、谷村晋(同)、水谷真由美(同) | |
NISHIDE Ritsuko, TANIMURA Susumu, MIZUTANI Mayumi | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 地域住民の生活と健康に関する情報を収集し、世界と日本のデータを比較しながら地域における健康課題を探索する。健康課題の明確化を通して、健康格差と健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health: SDH)を理解し、介入すべき対象への看護の方向性を提案してディスカッションする。 |
---|---|
学修の目的 | 地域における健康課題の明確化と介入すべき対象への看護の方向性を提示する能力を高める。 |
学修の到達目標 | 1)地域の健康関連情報を収集し、community-as-partner modelを用いて整理、分析できる。 2)地域における健康課題を明確化し、健康格差と健康の社会的決定要因の関連を説明できる。 3)介入すべき対象に合わせた看護の方向性を提示できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | プレゼンテーションと討議70%,レポート30% |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 学生からの要望や授業評価の結果をもとに適宜改善する。 |
教科書 | Elizabeth T. Anderson & Judith McFarlane.(2019): Community as Partner: Theory and Practice in Nursing (8th edition). Philadelphia, Wolters Kluwer Health. |
参考書 | |
オフィスアワー | |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 地域看護学援助論,地域保健学特論Ⅱ |
その他 |
MoodleのコースURL |
---|
キーワード | 地域住民 地域特性 健康格差 健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health: SDH) |
---|---|
Key Word(s) | |
学修内容 | 1~11.地域の健康課題に関する情報収集(フィールド・ワークを含む)と分析 1)地域のコアと8つのサブシステム ①歴史、人口統計、民族性、価値観と信念 ②物理的環境、教育、安全と交通、政治と行政、保健医療と社会福祉、コミュニケーション、経済、レクリエーション 2)健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health: SDH) ①構造的決定要因 ②中間決定要因 ③地域の社会的結束とSocial Capital 12~13.地域特性をふまえた健康課題の明確化 14~15.介入すべき看護の方向性 ※院生は関連する先行研究の結果とWHO・厚生労働省等の資料を要約、フィールド・ワークにより収集した情報について理論を用いて整理、これらの途中経過について随時プレゼンテーションを行う。その後、院生と教員のディスカッションを行い、次の課題を見つける。 |
事前・事後学修の内容 | 事前学修 ・関連書籍や参考文献を通読し、要点を整理する。 ・プレゼンテーションの準備と質問項目の整理を行う。 ・フィールド・ワーク前:具体的準備を進める。 ・フィールド・ワーク後:結果から得た学びを整理する。 事後学修 ・講義中の議論を振り返り、必要に応じて追加的な文献調査により論点を再検討し、フィールド・ワークによる学びを踏まえて介入すべき対象の発展的理解につなげる。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |