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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)社会科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 行政法演習
ぎょうせいほうえんしゅう
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-PULA-4
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 前田 定孝(人文学部法律経済学科)

MAEDA Sadataka

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 行政に対して授権し、および統制する行政法とは、いかにしてその法理を発展させているのであろうか。そのことを学説・判例の展開を通じて追体験するのが本演習の課題である。
学修の目的 統治機構における行政権の位置づけ、そこでの民主主義的統制と権利保護との関係などについて理解を深めながら、教育、労働、社会保障、環境、警察など個別分野における行政活動を学説・判例などを通じて検討するなかで、人間社会と統治機構、統治機構における行政の位置づけなどについての理解を得る。
学修の到達目標  憲法上、行政は、国民の基本的人権を実現するために存在する。同時に、行政は、かかる憲法に基づいて制定された法律に基づいて権限を授権され、それを適切に行使することが要請されている。しかしながら行政は、同時に現場でさまざまな行政課題に対応することを余儀なくされる。そして、その場合に発生した権利侵害が、裁判を通じて争われ、そして判例とされていくことになる。
 本演習は、かかる行政の運用のダイナミックな展開過程を追体験することを通じて、個別的に行政の法的役割を明らかにすることを目的とする。とくに、重要な歴史的判例が変更されていく昨今において、その変更方法などを分析することで、法理論の歴史的発展過程を体験することを目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 報告の内容および発言状況などを見て総合的に評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 それぞれの報告者の報告内容を充実させることを通じて、ゼミ内容を改善していきたい。
教科書 随時指示する。
参考書
オフィスアワー 第1回目の授業時に、情報提供します。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 特になし
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 行政に対する法的統制の歴史的展開過程
Key Word(s) Administration, Administrative Law, Public Law
学修内容 下記のそれぞれの行政領域ごとにその特徴を分析・検討するなかで、行政の公共性がいかなる意味を有しているのかを概括的に把握し、現代的な法治主義の課題を発見する。
(例として)
1 ゼミ運営方針・検討内容、分担の決定
2 警察行政
3 防衛・安全保障行政
4 防災行政
5 環境・リスク行政
6 労働行政
7 教育行政
8 社会保障行政
9 公務員法制度
事前・事後学修の内容  行政が担う役務はどのようにして形成されてきたのであろうか。それがかりにその時代ごとの社会的矛盾の解決を目的として形成されたのであるとすれば、どのような経済的背景を受けて、それぞれの行政分野とその手法等が形成されてきたのであろうか。そしてそこで保護されなければならないとされた国民・住民の権利は、行政法上の制度においてどのようなすがたにかわっているのであろうか。
 本演習では、学説、判例、行政実務、そして住民の意思が、資本主義の発展と矛盾との関係で、それぞれがどのようにコラボレートしてきたのかをダイナミックに考える機会としたい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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