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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 論理設計(再履修)
ろんりせっけい
Logical Design
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-INBS-1
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

担当教員に連絡すること。

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 高木 一義 (工学部情報工学コース)

TAKAGI, Kazuyoshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では、論理代数の基礎、基本的な論理回路、および順序回路の基礎を学ぶ。
学修の目的 計算機を構成するハードウェアを理解するために必要な基礎知識の修得を目的とする。計算機のユーザインターフェイスが進歩し、たとえ中身を知らなくてもコンピュータを使うことは出来る。エンジンの構造を知らなくても車が運転出来るのと同じである。しかし、単なるユーザとしてではなく、コンピュータ関連あるいは周辺分野のエンジニアや研究者となるためには、コンピュータの基本的な仕組みを理解しておくことは必須である。
学修の到達目標 簡単な組合せ論理回路や順序回路の基本設計ができ、より高度な回路構成を理解するための基礎知識を獲得することを目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 定期試験の点数で評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 各自の初回履修時の教科書
参考書 論理回路 ー基礎と演習ー(房岡璋・小柳滋著、共立出版)
基礎から学べる論理回路(赤堀寛・速水治夫著、森北出版)
論理回路入門(浜辺隆二著、森北出版)
例題で学ぶ論理回路設計(富川武彦著、森北出版)
論理回路とオートマトン(稲垣康善著、オーム社)
ディジタル電子回路 −集積回路化時代の−(藤井信生著、昭晃堂)
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 離散数学
発展科目 電子回路
計算機アーキテクチャI・II
計算機ハードウェア
集積回路工学
その他 履修者は担当教員に連絡すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 論理演算、論理回路、フリップフロップ、順序回路
Key Word(s)
学修内容 第1回 論理代数(論理式、ブール代数)
第2回 論理代数(論理演算、標準形)
第3回 論理関数(論理演算の表現、シャノンの展開定理、双対関数)
第4回 論理関数(最簡形式、カルノー図による簡単化)
第5回 論理関数(クワイン・マクラスキー法による簡単化、乗法標準形の最簡化)
第6回 組合せ論理回路(論理ゲート、組合せ論理回路の設計)
第7回 組合せ論理回路(組合せ論理回路の解析、代表的な組合せ論理回路)
第8回 順序回路の基礎(順序回路のモデル、状態遷移図と状態遷移表)
第9回 フリップフロップ(ラッチとフリップフロップ)
第10回 フリップフロップ(非同期入力、フリップフロップの変換)
第11回 基本的な順序回路(レジスタ、シフトレジスタ、カウンタ)
第12回 順序回路の設計(順序回路の解析と設計手順)
第13回 順序回路の設計(状態の簡単化)
第14回 順序回路の設計(状態の簡単化)
第15回 順序回路の設計(状態割当て)
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 各自の手持ちの教科書で復習し定期試験に臨むこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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