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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 生物工学 | |
せいぶつこうがく | ||
Bioengineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ORBI-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 27番教室 | |
担当教員 | 湊元 幹太(工学部) | |
TSUMOTO, Kanta | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 遺伝子工学を中心に、その基礎を習得し、タンパク質工学、細胞工学についても学ぶ。 |
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学修の目的 | 生物工学の基礎を習得することを目的とする。 |
学修の到達目標 | 遺伝子工学を中心に、タンパク質工学、細胞工学などに関する基礎学力の習得。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 出席30%、授業態度10%、試験の成績60% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 学生の授業評価アンケートに基づき適宜改善する。 |
教科書 | 基礎講義 遺伝子工学I(山岸 明彦、東京化学同人) |
参考書 | 生命工学(熊谷泉、金谷茂則編、共立出版) 基礎講義 遺伝子工学II(深見 希代子、山岸 明彦編、東京化学同人) ヴォート基礎生化学(東京化学同人)※ 既に 生物化学I・II の教科書として使用されている |
オフィスアワー | 後期 毎週金曜日 12:00~13:00、第1合同棟4階 7408号室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 生物化学IおよびII、生物化学演習IおよびII |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 遺伝子工学、タンパク質工学、細胞工学、抗体工学 |
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Key Word(s) | Genetic engineering, Protein engineering, Cell engineering, Antibody engineering |
学修内容 | 第1回 生物工学(バイオテクノロジー)の最近の動向および授業全体のスケジュールについて。 第2回 DNAの基本構造と機能について、復習する。 第3回 遺伝情報(分子系統樹、分子病、分子時計)とセントラルドグマについて復習する。 第4回 DNAクローニング技術:ベクターの構造とその機能について。 第5回 DNAクローニング技術:cDNAとそのライブラリーの構築について。 第6回 DNAクローニング技術:DNA組換えに必要な酵素類(制限酵素、DNAリガーゼ、 アルカリホスファターゼ等)について。 第7回 コロニーの青白試験(ラクトースオペロンの複数。ベータガラクトシダーゼにおけるα相補性) 第8回 in vitroクローニング:PCR(polymerase chain reaction; ポリメラーゼ連鎖反応)による、 特異的に遺伝子増幅が可能となる仕組みについて。クローニングや、その他アッセイへの応用 (定量逆転写PCR(RT-qPCR))。 第9回 中間テスト 第10回 新しいクローニング法(シームレスクローニング)について。 第11回 DNA塩基配列の決定法(マクサムーギルバート法(化学分解法)、サンガー法(ジデオキシ法)) 第12回 新しい遺伝子工学技術:次世代シーケンシング法、DNA編集(ノックアウト、ノックイン)、 RNA干渉(ノックダウン)、について。 第13回 組換えタンパク質の発現、産生方法について、生物を用いる方法や無細胞システムを用いる方法 を学ぶ。特に膜タンパク質の発現の仕組みを理解する。 第14回 抗原-抗体反応とその利用法について。免疫グロブリンやモノクローナル抗体の特徴、 酵素免疫測定(ELISA)法や検査キットの原理などについても学ぶ。 第15回 全体のまとめ |
事前・事後学修の内容 | 授業前、授業後に、参考書の関連する章節を読み、要点の把握に努める。関心がある事柄を調べてみる。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |