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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次 工学部総合工学科機械工学コース 1年次より機械工学コース決定の1年生 総合工学コースからの機械工学コース配属の2年生 |
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選択・必修 | 選択 学科選択 |
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授業科目名 | 【遠隔】交通機械 | |
こうつうきかい | ||
Transportation Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-COMN-1
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 講義日指定科目です。詳細は機械工学科の掲示板を確認ください。 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8, 9, 10時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 竹市 直,川辺真希子,増子 章(各機械工学コース非常勤講師) | |
TAKEICHI, Tadashi KAWABE, Makiko MASUKO Akira |
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実務経験のある教員 | 竹市直:鉄道車両メーカーでの勤務経験にもとづき,鉄道車両の歴史や要求仕様,製品を例示しながら,幅広く機械工学の必要性を説明. 川辺真希子:重工業で従事している航空機械の設計開発にもとづき,航空機の機構や制御を例に,流体力学や安全性に関する内容を説明. 増子章:大型船舶メーカーにおける技術・研究開発所長の立場から,大型船舶・海洋構造物を例示し,大規模輸送機器について説明. |
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SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 鉄道車両,航空機及び船舶の交通機械について,工学的見地よりその現状,トピックス,将来展望などについて概説する.実際に交通機械の製造・設計・研究に携わっている企業の技術者の立場で,今後専門教育で修得する知識が,実際にどのような機械技術に反映されて行くのかを講述する.また,専門科目で修得していない基礎的な内容や,社会と技術とのかかわりに関しても解説する. |
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学修の目的 | 交通機械として代表的な鉄道車両,航空機及び船舶の概要を理解すると共に,今後の専門履修科目と実際との関連性を理解する. |
学修の到達目標 | 交通機械として代表的な鉄道車両,航空機及び船舶の概要を理解すると共に,今後の専門履修科目と実際との関連性を理解する. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 鉄道工学:出席は必要条件であり,6割以上出席した者に対して単位を与える.評価は、宿題レポート及び鉄道車両の性能に関する問題の合計100点を満点とし,55点以上を合格とする. 航空工学:出席は必要条件であり,6割以上出席した者に対して単位を与える.評価は,宿題レポート100点の55点以上を合格とする.宿題レポートは,講義内容から7問程度の問題を設定する. <レポート評価のキーワード> ・講義内容の理解度 ・資料調査等への努力/意欲 ・筆記・プレゼンテーションへの配慮(わかり易さ,ていねいさ) 船舶工学:出席は必要条件であり,6割以上出席した者に対して単位を与える.評価は,試験(100点満点)の55点以上を合格とする. 上記3分野の平均点/10を四捨五入して成績とし,6以上を合格とする.なお,1テーマでも不合格の場合には,単位を認定しない. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
地域理解・地域交流の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 鉄道工学:パソコンを使用して画像やビデオの併用によって、関心度、理解度の向上を図る。 航空工学:パソコンと板書を併用し,説明にメリハリをつけるとともに,授業の効率を上げる. 船舶工学:ビデオ、パソコンを利用し、視覚的にとらえるように努める. |
教科書 | ・鉄道工学:自作プリントを配布する. ・航空工学:自作プリントを配布する. ・船舶工学:自作プリントを配布する. |
参考書 | ・鉄道工学:「電車のメカニズム」(谷藤克也、ナツメ社) ・航空工学:Aircraft Flight (R.H.Barnard etc. :Longman Scientific&Technical).航空工学概説(村山 尭:日刊工業).自作プリントを配布する. ・船舶工学:自作プリントを配布する。 |
オフィスアワー | 講義直後に講義室にて対応. |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 鉄道工学:「機械設計」、「材料力学」が関連する. 航空工学:「流体力学及び演習」,「流体機械システム工学」,「制御工学及び演習」が関連する. 船舶工学:「流体力学及び演習」,「流体機械システム工学」が関連する. |
その他 |
鉄道工学:講義内容に関連した身近な出来事・話題などについても説明する。 航空工学:写真,ビデオを活用し,興味を持って学習出来るように工夫する. 船舶工学:海上輸送、海洋構造物に関するビデオの上映、それに関連する演 習などを実施し、講義内容が全体として融合するように努める。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 交通機械,輸送機器,鉄道車両,船舶海洋機器システム,航空工学 |
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Key Word(s) | Transportation engineering, Transportation equipment, Rolling stock, Marine transportation system, Aeronautical engineering |
学修内容 | 鉄道工学(5回),航空工学(5回)および船舶工学(5回)に関して講義を行う.各回の内容は以下の通りである.ただし,講師の都合により順序が入れ替わる場合がある. 第1回 鉄道一般(定義、歴史、システム構成など) 第2回 車両の構造(分類、車体、台車など) 第3回 運転理論(粘着、列車抵抗、加減速など) 第4回 制御・制動(動力伝達、ブレーキシステム, 安全など) 第5回 その他(特殊な鉄道、鉄道の特徴と役割など) 第6回 航空機一般(航空の歴史,航空機産業の現状) 第7回 航空機に働く力(揚力,抗力,主翼形状) 第8回 航空機の性能(推進装置,性能計算) 第9回 航空機の運動(飛行性,離着陸) 第10回 航空機のしくみ(構造,計器,飛行制御) 第11回 輸送機器としての船 第12回 浮力と復原力 第13回 海を走る 第14回 船を造る 第15回 これからの造船、海洋環境保全 |
事前・事後学修の内容 | |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |