三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 経済思想史
けいざいしそうし
History of Economic Thought
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2230-011
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 深井 英喜(人文学部)

FUKAI,Hideki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 経済学は時代とともに発展してきた。この講義では、アダム・スミスにはじまる経済学の歴史を概観し、資本主義という社会がどのように発展してきたのかを学ぶ。
学修の目的 経済学の発展の歴史を学ぶことを通して、現在私たちが当たり前としている社会観がどのように生まれてきたのかを知る。
現在の経済学の理論が、どのような考え方を基礎にしているかを知ることと、考え方は一つではなかったことを学び、経済学の考え方の習得を進める。、
学修の到達目標 経済学にはさまざまな学派があり、その考え方の違いによって、資本主義社会の見え方が異なる。アダム・スミスに始まる経済学の系譜を学ぶことで、現在の資本主義社会を多様な視点で見ることができるようになることを目指す。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

こういうことは、みなさんが講義の中で自ら判断して得ていくものですあから、あまり参考にしないでください。

成績評価方法と基準 期末試験 60%、 中間レポート 40%、 受講態度 +10点
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 毎回の講義の中で質問・意見票を配布するので、その内容を踏まえて進めていく。
教科書 特になし。講義は、レジュメを配布して進める予定です。
参考書 ・基本文献
屋嘉宗彦『マルクス経済学と近代経済学』青木書店
宇沢弘文『経済学の考え方』岩波新書
※その他の参考図書は、講義のなかで随時示す。
オフィスアワー 初回の講義で示します。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 経済原論ないしは近代経済学の履修が望ましい
政治思想史や法哲学の履修も望ましい
発展科目 経済学および経営学のもろもろの科目
その他 この科目は隔年開講です。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13541
キーワード スミス、リカード、マルクス、ケインズ、限界革命の経済学、新古典派経済学、制度派経済学
Key Word(s) Classical Economics, Marxian Economics, Keynsian Economica
学修内容  この講義で取り上げるトピックスは次のとおり。
①アダム・スミスの時代と経済学
②リカードとマルサスの時代と経済学
③マルクスの時代と経済学
④限界革命の経済学
⑤ケインズの時代と経済学
⑥現代の経済学の潮流-1(新古典派経済学)
⑦現代の経済学の潮流-2(制度経済学)

 この講義では、特に貧困問題や福祉について、それぞれの経済学がどのような考え方をしているのかに焦点を当てる。それによって、資本主義社会において福祉に対する考え方がどのように形成され変遷してきたかを考える。
事前・事後学修の内容  この講義で扱う経済思想は、ヨーロッパで展開されたものが中心となる。ヨーロッパの市民革命以降の社会史についての理解があれば、講義を受ける際に大きな助けになる。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University