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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士後期課程)資源循環学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 植物素材化工学 | |
しょくぶつそざいかこうがく | ||
Chemical Conversion of Phytomaterials | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-7491-015
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 野中 寛(生物資源学研究科資源循環学専攻) | |
NONAKA, Hiroshi | ||
実務経験のある教員 | 野中 寛,地球温暖化防止に向けたバイオマス利用に関する実務経験があり,本講義にも生かされている。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 森林資源は化石資源の重要なルーツの一つである。資源循環型社会の達成には,持続的資源供給システムが必須であり,森林を起点とする分子レベルでのマテリアルフローシステムが必要となる。本講義では,世界で行われている木質バイオマス利用研究に関する膨大な英語論文の検索と講読を通して,持続的資源フローを導くための様々な化学工学的プロセス技術を学ぶとともに,生態系物質循環における森林系分子素材の位置付け,その分子素材資源としてのポテンシャルを深く認識する。 |
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学修の目的 | 森林資源を複合有機資源として認識し,その機能を逐次活用する新しい技術のコンセプトと実際を理解する。 |
学修の到達目標 | 森林資源の利活用技術について詳細な知見を身につけ,森林資源を複合有機資源と認識し,その機能を逐次活用する新しい技術のコンセプトと実際を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート100 % |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 講義内容をできるだけ可視化する。 学生との対話により,理解度を確認しながら講義を進める。 |
教科書 | 随時論文を検索し,資料とする。 |
参考書 | |
オフィスアワー | 随時受け付ける,677室 |
受講要件 | 博士後期課程において,バイオマス資源の変換,利活用に関する研究をしていること |
予め履修が望ましい科目 | 分子制御化学特論,分子制御化学演習 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 森林資源,リグノセルロース,リグニン,セルロース,バイオマスリファイナリー,持続的循環,有機工業原料 |
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Key Word(s) | Forest Resources, Lignocellulose, Lignin, Cellulose, Biomass refinery, Sustainability, Organic industrial raw materials |
学修内容 | 木材をはじめとするリグノセルロース資源は,石油代替資源として期待されている。本講義では,石油リファイナリーに代わり,バイオマスリファイナリーを構築するために必要な様々な化学工学的プロセスについて,論文検索,特許調査を行うとともに,教員がその原理や反応について補足的に講述する。 1. 石油とバイオマスの違い 2. 石油利用概況 3. 石油リファイナリー1 4. 石油リファイナリー2 5. 石油から作られるプラスチック 6. 石油から作りうる生分解プラスチック 7. バイオマスリファイナリー概論 8. バイオマスリファイナリー:シュガープラットフォーム 9. バイオマスリファイナリー:C1フォーム 10. 糖から作りうる石油化学品(バイオエタノール) 11. 糖から作りうる石油化学品(乳酸,その他) 12. 化学合成系バイオプラスチック 13. 天然系バイオプラスチック 14. 微生物産生系バイオプラスチック 15. 海洋生分解性プラスチック |
事前・事後学修の内容 | ・授業の復習:英語論文の読み直し(各回1時間×15=15時間) ・次回授業の予習:次回授業で扱う英語論文の読解,プレゼン作成(各回3時間×15=45時間) *各自の博士後期課程研究と連動させて考えること。 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:180分/回 |