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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 森林保全生態学特論
しんりんほぜんせいたいがくとくろん
Advanced Forest Conservation Ecology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-5271-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 メールで連絡(例年,6階676室)

担当教員 木佐貫 博光(生物資源学研究科資源循環学専攻), 鳥丸 猛(生物資源学研究科資源循環学専攻)

KISANUKI, Hiromitsu, TORIMARU, Takeshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 森林がもつ多面的機能を高度に発揮させるための育林技術とその基礎となる森林保全生態学などに関する著書・論文等の講読.それに関連する動植物や森林の紹介および解説.
学修の目的 生物保全や生物多様性に関する基礎的な知識を得る.
学修の到達目標 利用目的にかなった森林の育成と保全に関する最新理論や技術に対する理解を深めると同時に,科学的批判力の向上を図ることができるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポートおよび発表資料に基づく総合評価
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 鈴木 牧、齋藤 暖生、西廣 淳、宮下 直:人と生態系のダイナミクス 2森林の歴史と未来.朝倉書店
参考書
オフィスアワー 月曜日 17:00~18:00 568室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 森林保全生態学演習
その他 履修登録とともに担当教員へメールを送信すること.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 保全生態学,生態系保全,森林生態系,生物多様性
Key Word(s) conservation ecology, ecosystem conservation, forest ecosystem, biodiversity
学修内容 人と生態系のダイナミクス 2森林の歴史と未来.朝倉書店
教科書の各自の担当部分の概要をパワーポイントで発表し,質疑に応答する.
担当は初回に決定する.
第1章 日本の森林の成り立ちと人間活動
1 日本列島の地史・地形的特徴と森林の多様性
2 先史時代:古代の人為による森林植生の変遷
3 集権化と森林開発の進行
4 中世まで:里山の形成と用材伐採の進行
5 江戸時代:森林保全の試み
6 明治~昭和前期における木材消費の拡大
7 第二次世界大戦後の日本社会と森林利用
第2章 循環のダイナミクス―地域生態系としての森と人―
8 森の恵みと人々の営み
9 循環的な資源利用が成り立つ仕組み
第3章 現代の森をめぐる諸問題
10 針葉樹人工林:世界経済に翻弄される巨大生態系
11 二次林:アンダーユースと地域社会
12 野生動物の復権
第4章 人と森の生態系の未来
13 現代的な供給サービスと経済への組み込み
14 森林とグリーンインフラ
15 広がる森のステークホルダー
事前・事後学修の内容 1 日本列島の特徴と森林の多様性を調べる
2 古代の人為による森林植生の変遷を調べる
3 集権化と森林開発の進行を調べる
4 中世までの里山の形成と用材伐採の進行を調べる
5 江戸時代の森林保全の試みを調べる
6 明治~昭和前期における木材消費の拡大を調べる
7 第二次世界大戦後の日本社会と森林利用を調べる
8 森の恵みと人々の営みを調べる
9 循環的な資源利用が成り立つ仕組みを調べる
10 針葉樹人工林が世界経済に翻弄されることを知る
11 二次林がアンダーユースで地域社会との関係を調べる
12 野生動物の復権を考える
13 現代的な供給サービスと経済への組み込みの提案
14 森林とグリーンインフラの可能性を考える
15 広がる森のステークホルダーについて語れるようにする
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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