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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2017年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ思想演習B
あめりかしそうえんしゅうびー
Seminar in American Philosophy B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult3100-283
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 野上 志学(人文学部)

NOGAMI,Shigaku

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この演習では、現代アメリカにおいて支配的である分析哲学(analytic philosophy)による、心の哲学、人格の形而上学の文献を講読する。参加者の関心に応じて、指定した担当者には指定箇所の解説及びその準備をしてもらい、その他の参加者にはその箇所に関する質問を考えてきてもらう。
学修の目的 ・心の哲学の文献、より一般に哲学の文献の読解力を培う。
・心の哲学における基本的な諸見解の見取り図を得る。
・発表及び質問のスタイルに慣れる。
学修の到達目標 心の哲学の文献を精読できるようになる。発表に関する基礎的な技術を養うとともに発表者に対して生産的な質問ができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業内の発表(30%)と最終レポート(70%)による。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講者の関心に応じて、講読する文献は柔軟に変更する。
教科書 なし
参考書 信原幸弘(編)、『心の哲学: 新時代の心の科学をめぐる哲学の問い (ワードマップ) 』、新曜社 .
信原幸弘(編)、『シリーズ心の哲学〈3〉翻訳篇』、勁草書房.
ギルバート・ライル(著)、坂本百大、井上治子、服部裕幸(訳)、『心の概念』、みすず書房.
ソール・クリプキ(著)、八木沢敬、野家啓一(訳)、『名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題』、産業図書.
デレク・パーフィット(著)、森村進(訳)、『理由と人格―非人格性の倫理へ』、勁草書房.
オフィスアワー 毎週木曜日15:00-16:00
授業内容に関する質問があれば気軽にどうぞ。アポなしでも構いません。何らかの事情でこのタイムスロットに研究室に来られない場合は別日別時間で対応します。メール等で相談を。
受講要件 講読する文献を各回の前後に熟読すること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 現代哲学、分析哲学、西洋哲学史、心の哲学、人格の形而上学
Key Word(s) Contemporary Philosophy, Analytic Philosophy, History of Western Philosophy, Philosophy of Mind, Metaphysics of Person
学修内容 第1回 導入
第2回 心身二元論1
第3回 心身二元論2
第4回 行動主義1
第5回 行動主義2
第6回 機能主義1
第7回 機能主義2
第8回 機能主義3
第9回 人格の同一性1
第10回 人格の同一性2
第11回 人格の同一性3
第12回 人格と倫理1
第13回 人格と倫理2
第14回 人格と倫理3
第15回 総括

なお、受講者の理解度や関心等によって、内容は前後することがある。
事前・事後学修の内容 担当者には指定箇所の解説の準備をしてきてもらい、その他の参加者には質問を考えてきてもらう。担当者は発表後、演習で指摘された箇所を反映して最終的なレジュメを作ってきてもらう。全参加者は講読する文献を各回の前後に熟読すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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