三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2017年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ思想演習A
あめりかしそうえんしゅうえい
Seminar in American Philosophy A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult3100-282
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 野上 志学(人文学部)

NOGAMI,Shigaku

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この演習では、戦後アメリカの分析哲学(analytic philosophy)において飛躍的な発展を遂げた、因果論の文献を講読する。まずは規則性説といった古典的な理論から始めて、デイヴィッド・ルイスによる反事実条件説やその発展を追跡する。指定した担当者には指定箇所の解説及びその準備をしてもらい、その他の参加者にはその箇所に関する質問を考えてきてもらう。
学修の目的 ・因果論の文献、より一般に哲学の文献の読解力を培う。
・因果論における基本的な諸見解の見取り図を得る。
・発表及び質問のスタイルに慣れる。
学修の到達目標 因果論や哲学の文献を精読できるようになる。発表に関する基礎的な技術を養うとともに、発表者に対して生産的な質問ができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業内の発表(30%)と最終レポート(70%)による。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講者の関心に応じて、講読する文献は柔軟に変更する。
教科書 なし
参考書 デイヴィッド・ルイス(著)、吉満昭宏(訳)、『反事実条件文』、勁草書房.
デイヴィッド・ヒューム(著)、神野 慧一郎・中才 敏郎(訳)、『人間知性研究』、京都大学出版会.
デイヴィッド・ヒューム(著)、木曾好能(訳)『人間本性論〈第1巻〉知性について』
オフィスアワー 毎週木曜日15:00-16:00
授業内容に関する質問があれば気軽にどうぞ。アポなしでも構いません。何らかの事情でこのタイムスロットに研究室に来られない場合は別日別時間で対応します。メール等で相談を。
受講要件 講読する文献を各回の前後に熟読すること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=14500
キーワード 現代哲学、アメリカ哲学、分析哲学、西洋哲学史、形而上学、因果論、科学哲学
Key Word(s) Contemporary Philosophy, American Philosophy, Analytic Philosophy, History of Western Philosophy, Metaphysics, Metaphysics of Causation, Philosophy of Science
学修内容 第1回 導入
第2回 規則性説1
第3回 規則性説2
第4回 規則性説3
第5回 規則性説の問題1
第6回 規則性説の問題2
第7回 反事実条件説1
第8回 反事実条件説2
第9回 反事実条件説3
第10回 反事実条件説の問題1
第11回 反事実条件説の問題2
第12回 ポスト反事実条件文説1
第13回 ポスト反事実条件文説2
第14回 ポスト反事実条件文説3
第15回 総括

なお、受講者の理解度や関心等によって、内容は前後することがある。
事前・事後学修の内容 担当者には指定箇所の解説の準備をしてきてもらい、その他の参加者には質問を考えてきてもらう。担当者は発表後、演習で指摘された箇所を反映して最終的なレジュメを作ってきてもらう。全参加者は講読する文献を各回の前後に熟読すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University