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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2017年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | アメリカの思想B | |
あめりかのしそうびー | ||
Aerikan Philosophy B | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ||
単位数 | 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2140-003
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 野上 志学(人文学部) | |
NOGAMI,Shigaku | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 「この世界には基本的には物理的現象だけが存在する」という描像は、物理主義と呼ばれる。この物理主義的な世界観のうちに、心に関する現象はどのように位置付けられるだろうか。このの講義では、戦後アメリカやオーストラリアで展開されたにおいて機能主義を中心にして、近現代哲学における心の哲学と人格同一性に関する理論や人格にかかわる倫理学的問題、そして、道徳的価値といった価値をどのようにして物理的現象の中に位置付けるかという問題を瞥見する。 |
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学修の目的 | ・心の哲学の学説史を理解する。 ・心の哲学における基本的な諸見解の見取り図を得る。 ・物理主義という根本的な世界像を理解する。 |
学修の到達目標 | 心の哲学における主要学説を理解するとともに、その理論の哲学史的背景を把握する。また倫理学における人格に関する語りについて批判的に思考できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小テストと期末試験で総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | リアクションペーパーで提示された疑問点に基づいて、各回の最初に簡潔なレヴューを行う。 |
教科書 | なし。 |
参考書 | ポール・チャーチランド(著)、信原幸弘、西堤優(訳)、『物質と意識(原書第3版):脳科学・人工知能と心の哲学』、森北出版. 信原幸弘(編)、『心の哲学: 新時代の心の科学をめぐる哲学の問い (ワードマップ) 』、新曜社 . |
オフィスアワー | 毎週木曜日15:00-16:00 授業内容に関する質問等があれば気軽にどうぞ。アポなしでも構いません。何らかの事情でこのタイムスロットに研究室に来られない場合は、別日別時間で対応します。メール等で相談を。 |
受講要件 | 各回でリアクションペーパーを配布するので、不明瞭であった点、疑問点、あるいは反論などを記入すること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | アメリカ思想演習 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 現代哲学、分析哲学、西洋哲学史、心の哲学、人格の形而上学 |
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Key Word(s) | Contemporary Philosophy, Analytic Philosophy, History of Western Philosophy, Philosophy of Mind, Metaphysics of Person |
学修内容 | 第1回 導入 第2回 近代哲学における心身二元論 第3回 近代哲学における物理主義 第4回 現代的な物理主義 第5回 行動主義 第6回 機能主義1 第7回 機能主義2 第8回 汎心論 第9回 物の変化と通時的同一性 第10回 近代哲学における人格の同一性の問題 第11回 現代哲学における人格の同一性の問題 第12回 人格と倫理1 第13回 人格と倫理2 第14回 物理主義的な世界像と価値の問題 第15回 総括 なお、受講者の理解度や関心等によって、内容は前後することがある。 |
事前・事後学修の内容 | 各回の前に配布する哲学史上の関連資料によく目を通してから授業に臨んでほしい。また回の終わりに現代哲学における関連資料を配布することもある。授業の復習に加えて、自ら哲学的問題に挑んでほしい。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |