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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
人文学部、工学部、生物資源学部の教職課程登録者
選択・必修
中学校教諭一種免許、高等学校教諭一種免許取得科目(必修)
授業科目名 特別支援教育入門
とくべつしえんきょういくにゅうもん
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

前期 集中講義
4/13,20,27,5/11,18(荒川教員)
8月~9月(集中講義予定)(頼尊教員、沢教員)

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎

担当教員 頼尊恒信(非常勤講師)、沢 哲司(非常勤講師)、荒川哲郎(非常勤講師)

YORITAKA Tsunenobu, SAWA Tetsuji, ARAKAWA Tetsuro

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 障害等により特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒が授業において学習活動に参加している実感・達成感をもちながら学び、生きる力を身に付けていくことができるよう、幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対して、他の教員や関係機関と連携しながら組織的に対応していくために必要な知識や支援方法を理解する。
学修の目的 1.特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害の特性及び心身の発達を理解する。
2.特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する教育課程や支援の方法を理解する。
3.障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難とその対応を理解する。
学修の到達目標 学生一人ひとりが人間観を明確に自己認識して、その一部である「障がい」観を明確にする。これまで、歴史が作り上げた障がいの概念を自己認識と比較し、その違いを学ぶ。国連で採択された障害者権利条約に基づく教育の理念を学習する。学生が経験してきた具体的な教育にある「差別」を考察し、「誰もが機会均等性のある共生の教育」の認識に迫る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 【頼尊教員・沢教員】各教員からの課題レポート100%
【荒川教員】グループ討議の課題の考察をレポートして、文章化して報告。その課題への考察の論理、表現力、創作力等を基準に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 授業中に適宜指示する。
参考書 授業中に適宜指示する。
オフィスアワー 各授業の前後
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 教員免許取得に関する科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 差別、インクルーシブ教育、人間と環境
Key Word(s)
学修内容 第1回:現在の社会の人間観と障がい観 社会の多様な在りかた(荒川)
第2回:教育の歴史 医学モデルの歴史的考察・人間と環境を相対化する社会モデル(荒川)
第3回:世界の障がいのある人たちの差別と権利の動向(荒川)
第4回:学校教育における障がいのある人の差別と合理的配慮(荒川)
第5回:特別支援学校の教育と支援 子どもが学び合う学校教育と人間の疎外感(荒川)
第6回:特別支援教育の理念(沢)
第7回:特別な支援を必要とする子どもの教育課程(沢)
第8回:障害のある子どもの心理と発達(沢)
第9回:障害に応じた教育・支援(沢)
第10回:一人ひとりのニーズに応じた教育(障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒含む)(沢)
第11回:障害のある子どもの家族支援(頼尊)
第12回:関係機関との連携と教育支援体制(頼尊)
第13回:卒業後の生活と自立活動(頼尊)
第14回:障害のある人の社会参加(頼尊)
第15回:まとめ(頼尊)
課題レポート提出:3教員分
事前・事後学修の内容 荒川教員分
第1回:自己の人間観と障がい観の認識 社会の多様な考えの在りかたの認識
第2回:人間と環境を相対化する「障がい」の概念、社会モデルの学習
第3回:障害者権利条約での差別の定義と学校教育の現実の認識
第4回:学校教育における子どもの権利の学習
第5回:障がいのある子どもの将来を考える教育の在りかた
沢教員分
第6回~第10回:授業で学んだことをもとに課題取り組む
頼尊教員分
第11回~第15回:授業で学んだことをもとに課題取り組む
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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