三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 ミクロ社会論演習
みくろしゃかいろんえんしゅう
Seminar on Social Interaction
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
夜間開講
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 林原 玲洋(人文学部)

HAYASIBARA Akihiro

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=14261

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 構築主義の社会問題研究にレトリック論の視点を取り入れた社会学者として,J・R・ガスフィールドは先駆的な位置に立っていますが,邦訳がほとんどないこともあり,本邦ではその所論がほとんど知られていません.そこで,この授業ではガスフィールドの著作(英語)を翻訳しながら輪読し,現代の社会問題研究への応用可能性を探りたいと思います.
学修の目的 受講者自身の研究(修士論文)に,ガスフィールドの著作を応用することができるか否かを判断できるようになることを,学修の目的とします.
学修の到達目標 ガスフィールドの著作の内容を説明できるようになることを,学修の到達目標とします.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 文献報告(翻訳と要約)80%,討論への参加度20%,計100%(合計60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 授業改善のための提案は随時受け付けます.
教科書 J. R. Gusfield, 2000, Performing Action: Artistry in Human Behavior and Social Research, New Brunswick, US-NJ: Transaction Publishers.
参考書 J・R・ガスフィールド編,1994,『象徴と社会』 法政大学出版局.
オフィスアワー 【時間帯】毎週金曜昼休み(12:15~13:00)
【場所】人文学部校舎2階226
※上記以外の時間帯を希望する場合は,メールで問い合わせてください.
受講要件 構築主義の社会問題研究について一定の予備知識を持つことを求めます.
予め履修が望ましい科目 特にありません.
発展科目 特にありません.
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 社会問題,構築主義,レトリック,象徴
Key Word(s) social problems, constructionism, rhetoric, symbol
学修内容 【第1回】ガイダンス:輪読の進め方
  ※以下は各回で読む章の題名です.
【第2回】Introduction: Human Behaviour as Performance
【第3回】The "Double Plot" in Institutions
【第4回】The Literary Rhetoric of Science: Comedy and Pathos in Drinking-Driver Research
【第5回】Two Genres of Sociology: A Literary Analysis of The American Occupational Structure and Tally's Corner
【第6回】Sport as Story: Form and Content in Agonistic Games
【第7回】The Modernity of Social Movements: Public Roles and Private Parts
【第8回】Social Movements and Social Change: Perspectives of Linearity and Fluidity
【第9回】The Reflexivity of Social Movements: Collective Behaviour and Mass Society Theory Revisited
【第10回】The Social Construction of Tradition: An Interactionist View of Social Change
【第11回】Secular Symbolism: Studies of Ritual, Ceremony, and the Symbolic Order in Modern Life
【第12回】Nature's Body and the Metaphors of Food and Health
【第13回】The Social Symbolism of Smoking and Health
【第14回】The Social Meanings of Meals: Hierarchy and Equality in the American "Potluck"
【第15回】Conclusion: "Buddy, Can You Paradigm?": The Crisis of Theory in the Welfare State
事前・事後学修の内容 【事前学修】当該回の章を精読し,担当範囲の翻訳と要約を作成する.
【事後学修】報告や討論を通じて学んだことをふり返り,自身の研究(修士論文)に活かせるかどうかを検討する.
事前学修の時間:225分/回    事後学修の時間:15分/回

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