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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ヨーロッパ・地中海の倫理思想B | |
よーろっぱ・ちちゅうかいのりんりしそうびー | ||
European Ethics B | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2130-009
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 伊野 連(人文学部) | |
INO,Ren | ||
ino_ren@yahoo.co.jp | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 伝統的な倫理学の延長で、現代社会の多様な問題に対応するための応用倫理学が20世紀末から展開し、環境倫理、生命医療倫理、科学技術倫理、情報倫理等々、多彩な議論がなされている。この授業ではその中でも特に重要視される生命医療倫理と科学技術倫理についての基礎と本質を学ぶ。 |
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学修の目的 | 現代社会における重要な課題として、①生命医療倫理では、「生病老死」をめぐる倫理問題について考察する。 まず、生命医療倫理学の基礎的なことがらについて理解する。次に、主要問題とされる幾つかのテーマについてより掘り下げて学ぶ。最終的には、我が事として主体的に引き受けることのできる姿勢を構築する。 次に②科学技術倫理では、主に現代物理学の成果についての哲学的・倫理学的考察をおこなう。まず、相対論と量子論の意義について学ぶ。さらに、現代科学とともに生きる我々の課題を主体的に考察する。 |
学修の到達目標 | 科学技術文明・先進テクノロジーとともに独自の課題を生み出してきた、現代科学の倫理性について基礎的問題を理解できる。さらに、生と死とをめぐる倫理問題について主体的に考察できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末レポート80%、授業時に課すレスポンス・ペーパーの内容20%で評価する。期末レポートは、授業で採りあげた内容についての独自の関心と理解の深さについて問う。レスポンス・ペーパーは、授業の内容について自ら問いかける姿勢を評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | より専門的な学習に備える基礎知識を習得するために、できるだけ具体的なテキストに即し、さらに受講者各自が自らの視点で問題を発見し解決できるよう促す。 |
教科書 | 伊野連『生命の倫理 入門篇』三恵社、2016年 ISBN:978-4864875240 適宜、補助教材を作成して配布する。 |
参考書 | 必要に応じてそのつど指示する。 |
オフィスアワー | 毎週木曜日12時〜13時(事前にアポイントメントをとることが望ましい) |
受講要件 | ・基礎知識を身につけるとともに、主体的に授業に参加するよう努めること。 ・毎回の授業で、レスポンス・ペーパーを配布、回収する。 |
予め履修が望ましい科目 | 特にありません。 |
発展科目 | 哲学、倫理学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 生命倫理、医療倫理、科学技術倫理、先進医療、生死観、量子論、宇宙論 |
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Key Word(s) | Bioethics,Medical ethics,Philosophy and Ethics of Science,Advanced medical,View of life and death(Thanatology) |
学修内容 | 第1回:ガイダンス(授業の進め方と成績評価法) 第2回:生命倫理の基礎知識①生命倫理の歴史とインフォームド・コンセント 第3回:生命倫理の基礎知識②先進医療の倫理(iPS細胞、ゲノム医療) 第4回:科学技術倫理の基礎知識①現代科学の哲学・倫理学① 第5回:科学技術倫理の基礎知識②現代科学の哲学・倫理学② 第6回:生命倫理の実践問題①iPS細胞と再生医療の将来① 第7回:生命倫理の実践問題②iPS細胞と再生医療の将来② 第8回:生命倫理の実践問題③ゲノム編集の新技術CRISPR/Cas9① 第9回:生命倫理の実践問題④ゲノム編集の新技術CRISPR/Cas9② 第10回:生命倫理の実践問題⑤正岡子規の死生観① 第11回:生命倫理の実践問題⑥正岡子規の死生観② 第12回:科学技術倫理の実践問題①ハンス・ヨナスの世代間倫理と責任倫理 第13回:科学技術倫理の実践問題②量子論の哲学・倫理学 第14回:科学技術倫理の実践問題③宇宙論の哲学・倫理学 第15回:総括(この授業で学んだこと) ただし、受講生の関心や理解度に応じて授業をすすめるため、必ずしもこのスケジュールどおりに進むとは限らない。 |
事前・事後学修の内容 | 【事前学習】テキストを熟読した上で、各回で指示される予習をおこなうこと。 【事後学習】授業の論点の整理 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |