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科目の基本情報

開講年度	2022 年度
開講区分	教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・教科の内容に関する科目群

受講対象学生	大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 2年次
選択・必修	選択
授業科目名	国語科教材研究・教材開発演習
	こくごかきょうざいけんきゅう・きょうざいかいはつえんしゅう
	Materials Research and Development Seminar for Japanese Language Education
単位数	2 単位
ナンバリングコード	EDUC-Prac5225

開放科目	非開放科目
開講学期	前期
開講時間	金曜日 7, 8時限
授業形態	対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業
開講場所	国語科演習室ほか
担当教員	守田庸一，松本昭彦，余健，林朝子，和田崇
担当教員	MORITA,Yoichi MATSUMOTO,Akihiko YO,Ken HAYASHI,Asako WADA,Takashi
SDGsの目標
連絡事項	* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要	小・中・高等学校の国語科授業における目標及び内容構成を検討するために，教科教育学及び教科専門学の立場から，学習指導要領における教科内容とその意義に関する理解を深める。各校種の国語科における〔知識及び技能〕と〔思考力，判断力，表現力等（「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」）〕に関わる諸理論を理解することを通じて，国語科の目標及び内容構成をふまえた単元を構想する基礎的な能力と，その実践上の課題について省察する能力を高める。
学修の目的	国語科の教材研究と教材開発，実践とそれを省察する力量の向上を目指し，教科専門である社会言語学，近現代文学，古典文学，書写・書道及び修辞学の知見に基づいた演習を通じて，「言葉による見方・考え方」を涵養する。
学修の到達目標	（学部新卒学生）・既存の教材の優れている点，課題となる点を評価することができる。・単元の内容に沿って，資質・能力を育成する教材を開発することができる。・客観的なエビデンスに基づき教材を評価することができる。（現職教員学生）・既存の教材の優れている点，課題となる点を評価することができる。・単元の内容に沿って，資質・能力を育成する教材を開発することができる。・客観的なエビデンスに基づき教材を評価することができる。・開発した教材の改良点について考察することができる。
ディプロマ・ポリシー	○ 学科・コース等の教育目標 ○ 全学の教育目標感じる力　感性　共感 ○主体性考える力　幅広い教養 ○専門知識・技術 ○論理的・批判的思考力コミュニケーション力 ○表現力(発表・討論・対話) 　リーダーシップ・フォロワーシップ　実践外国語力生きる力 ○問題発見解決力　心身・健康に対する意識　社会人としての態度・倫理観
成績評価方法と基準	定期試験（40％），毎回の授業の最後に提出するレポート（60％）
授業の方法	講義演習
授業の特徴	PBL 問題提示型PBL（事例シナリオ活用含）問題自己設定型PBL 特色ある教育英語を用いた教育
授業改善の工夫
教科書	必要に応じて資料を配付する。
参考書	文部科学省「小学校学習指導要領（平成29年告示）解説国語編」文部科学省「中学校学習指導要領（平成29年告示）解説国語編」文部科学省「高等学校学習指導要領（平成30年告示）解説国語編」
オフィスアワー	毎週火曜日12:00～13:00，国語教育学第１研究室（守田庸一）
受講要件
予め履修が望ましい科目	「国語科授業の目的と内容」「国語科の基盤的知識とその本質」「教材研究・教材開発のための教科内容研究（中等・国語科）」
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL

キーワード	国語教育，教材研究，教材開発
Key Word(s)	Japanese Language Education, Teaching　materials　research, Teaching　materials　development
学修内容	第１回：講義「教科内容学から見た国語科の言語事象」第２回：社会言語学の知見をふまえた演習１「言葉の働きについて」（〔知識及び技能〕言葉の特徴や使い方に関する事項）第３回：社会言語学の知見をふまえた演習２「敬語について」（〔知識及び技能〕言葉の特徴や使い方に関する事項）第４回：修辞学の知見をふまえた演習１「推論について」（〔知識及び技能〕情報の扱い方に関する事項）第５回：修辞学の知見をふまえた演習２「修辞と論証について」（〔知識及び技能〕情報の扱い方に関する事項）第６回：古典文学研究の知見をふまえた演習１「『枕草子』について」（〔知識及び技能〕我が国の言語文化に関する事項）第７回：古典文学研究の知見をふまえた演習２「『古今和歌集』について」（〔知識及び技能〕我が国の言語文化に関する事項）第８回：書写・書道研究の知見をふまえた演習１「楷書と行書について」（〔知識及び技能〕我が国の言語文化に関する事項（書写に関する事項））第９回：書写・書道研究の知見をふまえた演習２「文字文化について」（〔知識及び技能〕我が国の言語文化に関する事項（書写に関する事項））第１０回：社会言語学の知見をふまえた演習１「音声による言語活動について」（〔思考力，判断力，表現力等〕話すこと・聞くこと）第１１回：社会言語学の知見をふまえた演習２「教室の談話分析について」（〔思考力，判断力，表現力等〕話すこと・聞くこと）第１２回：修辞学の知見をふまえた演習１「説明的・実用的な文章における修辞表現について」（〔思考力，判断力，表現力等〕書くこと）第１３回：修辞学の知見をふまえた演習２「文学的な文章における修辞表現について」（〔思考力，判断力，表現力等〕書くこと）第１４回：近現代文学研究の知見をふまえた演習１「『走れメロス』について」（〔思考力，判断力，表現力等〕読むこと）第１５回：近現代文学研究の知見をふまえた演習２「『羅生門』について」（〔思考力，判断力，表現力等〕読むこと）定期試験
事前・事後学修の内容	各回のテーマに関わる文献の講読やレジュメの作成等。
事前・事後学修の内容	事前学修の時間:120分/回　　　事後学修の時間:120分/回