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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 ドイツの文学C
どいつのぶんがくC
German Literature C
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 林 英哉(人文学部)

HAYASHI, Hideya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「戦争・革命とドイツ文学」
 文学をはじめとする芸術作品は、社会的状況と密接に関わりあって成立します。中でも、多くの人々を巻き込み、生活を大きく変えてしまう戦争や革命は、文学の題材となるだけでなく、そのあり方をも変容させてきました。この授業では、ドイツ語圏の国々が経験してきた多くの戦争や革命の中から歴史的に重要なものをピックアップし、それらが文学に対してどのような影響を及ぼしたのか、逆に文学に表れるような思想的・文化的傾向が歴史的事件にどのような影響を及ぼしたのか、戦争・革命と文学との間の相互作用について検討します。授業では適宜プリントを配布し、視聴覚資料も用います。期末にはレポートを書いてもらいます。
学修の目的 ・戦争や革命といった歴史的事件と文学との関係性を考える。
・授業で得た知識をもとに個別の文学作品について批判的に論じる。
学修の到達目標 ・歴史的事件と文学との関係性について自分の言葉で説明することができる。
・個別の作品について歴史的事件との関連から批判的に論じることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末レポート50%と毎回の復習・感想プリント50%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 授業のプリントは授業中に配布するか、Moodleにアップロードします。
参考書 授業中に指示します。
オフィスアワー メールかMoodleでお問い合わせください。
受講要件 ドイツの文学や芸術に対して興味を持って学習に取り組めること。ドイツ語の知識は必要としません。
予め履修が望ましい科目
発展科目 ドイツの文学D、ドイツ文学演習、文学概論、ドイツ文学論
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13474
キーワード ドイツ文学、戦争、革命
Key Word(s) German literature, war, revolution
学修内容 毎回授業のはじめに前回の授業の復習プリントに回答していただき、おわりには今回の授業に対する感想や質問を書いて提出してもらいます。第8回目ごろには、期末レポートの書き方についても詳しく説明する予定です。

第1回目 授業の導入、ゲルマン人の戦いと英雄(『ニーベルンゲンの歌』など)
第2回目 宗教改革と三十年戦争(グリンメルスハウゼン『阿呆物語』など)
第3~5回目 フランス革命とドイツ(ゲーテ、ヘルダーリン、クライストなど)
第6回目 ナポレオン戦争(グリム兄弟、フケーなど)
第7~8回目 産業革命と三月革命(ハイネ、ワーグナーなど)
第9回目 普墺・普仏戦争(フォンターネ、シュニッツラーなど)
第10~11回目 第一次世界大戦(トーマス・マン、ロートなど)
第12~13回目 第二次世界大戦(ブレヒト、ボルヒェルトなど)
第14回 東西冷戦(ベル、ヴォルフなど)
第15回目 ベルリンの壁の崩壊(シャーミ、多和田など)、全体のまとめ
※扱う作家・作品は変更されることがあります。
事前・事後学修の内容 毎回の授業のはじめに前回の授業の復習プリントに回答してもらうので、必ず前回の授業の内容を復習して授業にのぞむこと。
 また、配布したプリントや授業中に取ったノート、参考文献を手掛かりに、ドイツ文学の作品をできるだけ多く読むこと。その中からレポートで取り上げる作品を選んで、早めにレポート課題に取り組むこと。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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