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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学部・幼児教育に関する専門科目(A類)
科目名 児童福祉
じどうふくし
Child Welfare
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次, 3年次
72-73 期生
幼児教育コース
卒業要件の種別
保育士資格の必修科目
授業科目名 社会的養護
しゃかいてきようご
Social care
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-pres-SOCI2044-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 保育実習室Ⅰ

担当教員 吉田明弘(教育学部非常勤講師)

YOSHIDA, Akihiro

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 少子化、女性の社会参加、核家族化の進行などを背景とする社会的養護の課題は多岐にわたる。とりわけ、児童虐待をはじめとする親の養育能力の欠如など、家庭の養育機能の脆弱化を支える社会的養護の必要性が高まっている。この授業では、社会的養護の体系や課題を整理し、社会的養護の原理について論じるとともに、社会的養護ニーズが生じている社会構造にかんして考察を加える。
学修の目的 ・乳児院や児童養護施設などの児童福祉施設で、児童に対して適切な援助を行うための原理を理解する。
・児童虐待や子どもの貧困など、社会的養護の課題について、その現実や背景さらには原因を理解し、解決に向けて保育士としての社会的役割を考えられる。
・社会的養護の制度的課題を理解し、それを社会福祉援助技術の一つであるソーシャルアクションへと展開できる能力を身につける。
学修の到達目標 ・社会的養護の原理について、自分の言葉で説明できる。
・社会の構造的矛盾と関連づけて、社会的養護の必要性を分析できる。
・社会的養護の制度的課題を体系的に説明し、その解決策を具体的に論じることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験、6割以上を正答していること。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 吉田明弘編著『保育士のための社会的養護(第二版)』八千代出版
参考書
オフィスアワー 返信は翌日以降になりますが、メールにて対応します。
受講要件
予め履修が望ましい科目 社会福祉分野の科目
発展科目
その他 実存的態度(パウル・ティリッヒ)を傾けて受講してください。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 児童の最善の利益
Key Word(s) Best interests of children
学修内容 第1回目 社会的養護の定義と理念
第2回目 近代小家族と社会的養護の必要性
第3回目 社会的養護の体系と制度
第4回目 社会的養護の施策の動向
第5回目 社会的養護の相談体制
第6回目 里親制度の概要
第7回目 施設養護の種類
第8回目 社会的養護の歴史的展開
第9回目 子どもの貧困問題
第10回目 外国につながる子どもの生活問題
第11回目 社会的養護の原理
第12回目 社会的養護における児童の人権保障
第13回目 社会的養護を担う専門職
第14回目 社会的養護の実践方法
第15回目 まとめ    
事前・事後学修の内容 ・新聞やテレビ・ラジオなどを通して社会的養護に関連する話題を収集し、現実に生起している課題を明らかにしておく。
・授業で紹介した文献などを積極的に講読し、授業内容について理解を深める。
事前学修の時間:150分/回    事後学修の時間:90分/回

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