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開講年度 | 2022 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義:ジェンダーとセクシュアリティの人類学 | |
じぇんだーとせくしゅありてぃのじんるいがく | ||
Special Issue: Anthropology of Gender and Sexuality | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 深海菊絵(非常勤講師) | |
Kikue Fukami | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 2021年3月に発表された「The Global Gender Gap Report2021」によると、日本のジェンダーギャップ指数は156カ国中120位とかなり低い。日本にとってジェンダー平等の実現は喫緊の課題のひとつと言える。また、性の多様性に対する理解も重要な課題としてある。本講義では、世界の民族誌的な事例や現代日本社会の事例を取り上げながら、ジェンダー人類学とセクシュアリティの人類学の視座を学ぶ。同時に、ジェンダーやセクシュアリティをめぐって異文化と自文化がともに抱えている問題について考える。さらに、映画や新聞を用いたディスカッション、ボードゲーム等を通して、ジェンダー概念や性の多様性への理解を深めていく。 |
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学修の目的 | 人類学的な視点からジェンダーやセクシュアリティについての基本的な知識を習得する。ジェンダーの平等や多様性を尊重しながら他者と共生していくために必要となる知識や批判力、構想力を養う。 |
学修の到達目標 | ○ジェンダー人類学・セクシュアリティの人類学の視座を理解することができる。 ○ジェンダー概念およびセクシュアリティ概念から、社会問題や身の周りの出来事を批判的に考察できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | コメントシート40% 最終試験60% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 特定の教科書は使用しない |
参考書 | 『ジェンダーで学ぶ文化人類学』2005、田中雅一・中谷文美(編)、世界思想社。 その他の参考文献については適宜、授業内で紹介する。 |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 比較文化論、人類学概論、オセアニアの民族と文化A、Bなど |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13332 |
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キーワード | ジェンダー、セクシュアリティ、多様性、文化人類学 |
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Key Word(s) | Gender, Sexuality, Diversity, Cultural Anthropology |
学修内容 | 講義は以下のように進める。ただし、受講者数や受講者の関心および理解度によってスケジュールを変更する場合がある。その場合は授業内で適宜、通知する。 1、イントロダクション:文化人類学の思考法や方法論 2、ジェンダー、セクシュアリティに関する用語、理論 3、ジェンダー人類学の視座と「つがう」「産む」「育てる」に関する民族誌的事例 4、通過儀礼と女性器切除(FGM/C) 5、映画『母たちの村』鑑賞 6、映画の感想を中心にディスカッション、家父長制度 7、ジェンダーと暴力 8、国家に抗するジェンダー 9、表象とジェンダー 10、セクシュアリティおよび性愛の多様性 11、ポリアモリーとジェンダー、フェミニズム 12、ボードゲームを通して、性や愛の多様なあり方について理解を深める 13、エロスの人類学の視座 14、現代日本社会をジェンダー概念、セクシュアリティ概念から考察/ディスカッション 15、まとめ、試験 |
事前・事後学修の内容 | ジェンダーたセクシュアリティの基本的知識を概説書などによって事前に学習しておくことが望ましい。授業中に紹介する映像資料や参考文献を参照し、授業内容の理解を深める。事後学習として読むべき文献がある場合や課題がある場合には、授業のなかで適宜、通知する。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |