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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 教育学部・教育の基礎的理解に関する科目
科目名 道徳教育
どうとくきょういく
Moral Education
受講対象学生 A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
〜73 期生
卒業要件の種別 必修
授業科目名 【遠隔】道徳教育論
どうとくきょういくろん
Theory and Practice of Moral Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-MORA1301-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 塚原利理(非常勤講師)

TSUKAHARA,Satori

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 道徳教育と倫理の諸問題について、わが国の教育の歴史、道徳教育思想、学校の道徳教育の現状、海外の道徳教育の現状などの観点から概観し、理解を深めるとともに、道徳科の学習指導案作成の方法を探究する。
学修の目的 わが国で行なわれてきたこれまでの道徳教育の基本を基盤にしながらも、新しい道徳教育の可能性として定型の道徳授業を乗り越える方法を探究するため、諸外国も含めた道徳教育の現状の知識を得て、自身で道徳教育の理念と方法を探究することを目的とする。
学修の到達目標 本授業によって、将来、教職を希望する学生が、道徳教育を基礎づける理論や道徳教育の技術を理解し深く考え、道徳科の授業の改善点を見つけ出し説明できることを到達目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
 自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ミニレポート20%、期末レポート80%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講生からの質問に対するフィードバックを多く取り入れた双方的授業展開を心掛ける。
教科書 田中潤一編『イチからはじめる道徳教育』ナカニシヤ出版。
参考書 小柳正司編『現場と結ぶ教職シリーズ9 道徳教育の基礎と応用 生き生きと学ぶ道徳の教育』あいり出版。金光靖樹、佐藤光友編『やさしく学ぶ道徳教育―理論と方法―』ミネルヴァ書房。
オフィスアワー 非常勤講師のため、講義期間の間の連絡の方法、また相談の機会は別途、指示する。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 修身、全面主義、特設主義、道徳性発達理論、価値の明確化、宗教的情操教育
Key Word(s) Moral Training, Moral Education through all the Activities in School, Establishment of the 'Hours of Moral Education', Theory of Moral Development, Values Clarification,
Education of Religious Sentiments
学修内容 第1回 道徳と倫理の原理
第2回 学習指導要領の改訂と現代学校の道徳教育
第3回 道徳教育の歴史(修身)
第4回 道徳教育の歴史(戦後の道徳教育)
第5回 コールバーグの道徳性発達理論とモラルジレンマ・ケア倫理
第6回 価値の明確化とキャラクター・エデュケーション
第7回 道徳教育の取り組む課題:キャリア教育・いじめ防止
第8回 道徳教育の取り組む課題:地域社会と郷土・福祉
第9回 宗教的情操教育といのちの教育
第10回 諸外国の道徳教育
第11回 学習指導案の作成
第12回 道徳科授業の在り方
第13回 いじめ予防に関する道徳科授業
第14回 道徳教育の評価
第15回 仏教の人間形成的意義と道徳教育
事前・事後学修の内容 各回の事前学修および事後学修に使用する文献や課題は以下のとおり。
第1回 道徳と倫理の原理
テキスト第8章
参考文献 金光靖樹、佐藤光友編『やさしく学ぶ道徳教育―理論と方法―』第5章
第2回 学習指導要領の改訂と現代学校の道徳教育
テキスト第1、2章、資料集
金光靖樹、佐藤光友編『やさしく学ぶ道徳教育―理論と方法―』第1、4、9、14章
第3回 道徳教育の歴史(修身)
テキスト第11章、参考文献 小柳正司編『道徳教育の基礎と応用』第3章
第4回 道徳教育の歴史(戦後の道徳教育)
テキスト第11章、参考文献 小柳正司編『道徳教育の基礎と応用』第3章
第5回 コールバーグの道徳性発達理論とモラルジレンマ・ケア倫理
テキスト第9章、参考文献 小柳正司編『道徳教育の基礎と応用』第4章
金光靖樹、佐藤光友編『やさしく学ぶ道徳教育―理論と方法―』第6、7、10章
第6回 価値の明確化とキャラクター・エデュケーション
参考文献 小柳正司編『道徳教育の基礎と応用』第6、12章
第7回 道徳教育の取り組む課題:キャリア教育・いじめ防止
テキスト第3、4章
第8回 道徳教育の取り組む課題:地域社会と郷土・福祉
テキスト第5、7章
参考文献 金光靖樹、佐藤光友編『やさしく学ぶ道徳教育―理論と方法―』第2、11章
第9回  宗教的情操教育といのちの教育
テキスト第6章、参考文献 小柳正司編『道徳教育の基礎と応用』第10章
第10回 諸外国の道徳教育
参考文献 小柳正司編『道徳教育の基礎と応用』第13、14、15章
第11回 学習指導案の作成
テキスト第12、13章
参考文献 金光靖樹、佐藤光友編『やさしく学ぶ道徳教育―理論と方法―』第12、13章
第12回 道徳科授業の在り方
参考資料 文部科学省道徳教育アーカイブ
第13回 いじめ予防に関する道徳科授業
参考資料 文部科学省道徳科アーカイブ
第14回 道徳教育の評価
参考資料 文部科学省「道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議」資料
第15回 仏教の人間形成的意義と道徳教育
テキスト第10章、参考文献 金光靖樹、佐藤光友編『やさしく学ぶ道徳教育―理論と方法―』第3、8章
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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