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科目の基本情報

開講年度 2022 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ヨーロッパ・地中海思想演習 C
よーろっぱ・ちちゅうかいしそうえんしゅう しー
Seminar in European Philosophy C
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult3100-188
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 田中 綾乃(人文学部)

TANAKA, Ayano

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ヨーロッパ近代哲学の金字塔と言われるドイツの哲学者カントの思想を理解するために、カントの著作をじっくりと精読する。
学修の目的 難解だと言われるカントのテキストに対峙することで、テキストを深く読み込む読解力、物事を論理的に考える思考力、自分の考えを他者に伝えるためのコミュニケーション能力、そして、何より自分自身で考え抜くという哲学の基本的な態度を身につけることを目標とする。
学修の到達目標 カントのオリジナルテキストを読解して、その思想体系を明らかにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ゼミ発表、授業への積極的参加、レポートなどから総合的に評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 テキストについては、開講時に指示する。
参考書 岩崎武雄『カント』(勁草書房)
石川文康『カント入門』(ちくま新書)
黒崎政男『カント『純粋理性批判』入門』(講談社選書メチエ)
御子柴善之『自分で考える勇気ーカント哲学入門』(岩波ジュニア新書)
御子柴善之『カント哲学の核心』(NHKブックス)
寺田俊郎『どうすれば戦争はなくなるのか:カント『永遠平和のために』を読み直す』(現代書館)
Kant, Kritik der reinen Vernunft
Kant, Kritik der Urteilskraft
カント『判断力批判』熊野純彦翻訳、作品社
熊野純彦『カント 美と倫理とのはざまで』講談社
牧野英二『崇高の哲学』法政大学出版局

その他、随時、指示する。
オフィスアワー 水曜日12時〜13時(事前にアポイントをとってください)
受講要件 演習であるので、受講者同士の自発的な対話、討論が求められる。
後期科目「ヨーロッパ・地中海思想演習D」を受講すること。
予め履修が望ましい科目 哲学・倫理学科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=11881
キーワード カント哲学
Key Word(s) The Philosophy of Kant
学修内容 第一回  イントロダクション
第二回  各回の担当者の決定、基礎的文献の紹介など

第三回〜十四回 担当者の発表形式によって、ディスカッションを進める。
第十五回 まとめ

担当者は、担当箇所のレジュメを作成し、発表を行う。
それを踏まえて、参加者全員が議論、討論を行う。
事前・事後学修の内容 事前学修:自分の担当箇所以外でも予習を行い、演習では積極的に議論に参加すること。
事後学修:指示した参考文献などにもよく目を通し、論点整理を行うこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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